みなさんこんにちは。ライターの渡辺雅史と申します。
ライターとして@DIMEやDIMEなどで記事を書くほか、5年ほど前から「スポーツジムでエアロバイクを漕ぐ運動をするとお金がかかるが、こっちはお金がもらえる」という理由でUberEatsの自転車配達員をしております。
UberEatsの場合、配達の際に例の巨大なリュックを使わなければならないので、仕事終わり、帰宅までの間にサクッと運動したい方にとっては着替えだけを持っていけばOKで、ロッカールームもあるスポーツジムの方が使い勝手がいいと思います。
ですが……。
いままでありがとうございました、そしてこれからは……
こんな感じで編集部へ打ち合わせに行く、大人として大事なものを若干失っている私にとってはUberEatsの自転車配達でも問題ありません。
そんな感じで、今日も今日とて編集部で企画の話をしていたら、肩を叩かれました。
初めて編集部に企画を持ち込んだ時のことや、今までお世話になった編集の方の顔など、いろんなことが頭を巡り「いままでありがとうございました」の「いま……」と言いかけたところで。
「配達やってるなら、これを使ってみてレポート記事を書いてくださいよ」
そこで、打ち合わせの帰りにDIME最新号の付録であるスマホホルダーを自転車に装着して配達してみました。
私が使用している自転車は、ドコモバイクシェアの赤い自転車。都内にたくさん設置された無人の貸出&返却のポートから自由に自転車を借りて、返すことができるシステム。貸し出し、返却の操作はスマホで簡単に行うことができる。
早速、編集部の近くのポートで自転車を借り、Xtremeを装着。手回しができるネジなので、取り付けは簡単だ。
レバーでホールド部分を広げ、スマホ本体をホルダーに押しつけるだけでカチッと固定したら準備完了。
★(編集部注)自転車およびバイクの走行中に、スマホを操作したり、スマホ画面を注視したりすることは、道路交通法違反となります。走行中は、絶対に本品および取り付けたスマホに触れず、必ず安全な場所に停車してから操作や着脱をしてください。
取り付けてから5分ほどで注文が入り、自転車で5分ほどの飯田橋へ。自転車を借りたのは16時過ぎ。夕食の注文が入り始める時間だ。以前は18時から21時ぐらいが夕食時のピークタイムだったが、最近は配達に意外と時間がかかる可能性があるので、それを見越して注文する人が多い。また、スーパーマーケットの商品も配達の対象となったため、野菜や肉といった夕食の材料を注文する人もいる。そのためピークタイムが前倒しとなる傾向があるのだ。
普段はスマホをポケットに入れ、お店や配達先の近くまで行ったら一旦自転車を停めてポケットから取り出して場所を確認する。が、ホルダーに取り付けていると信号待ちなどのちょっとしたタイミングで確認できるので便利だ。
レバーを使ってすぐに取り外せるのも使い勝手のいいところ。UberEatsでは、商品を取りに行く際に店に注文番号を伝えたり、運ぶ商品が間違っていないかの確認する。また配達先では部屋番号の確認や置き配の際のメッセージの入力などが必須なので、スマホを自転車から外すという作業が頻繁にある。だからホールドしやすい、外しやすいというのはありがたい。
だが数件の配達を終えたところで、UberEatsの自転車配達ならではの問題が発生。スマホのバッテリーの残量が少なくなったのだ。
GPSを使い続ける配達員のアプリは電池の減りが早い。特に気温の下がる冬場はあっという間に残量が20%を下回る。
そこで普段から10000mAhのモバイルバッテリーを2台持ち歩いており、ウインドブレーカーの大きなポケットの中にスマホ、バッテリー、充電ケーブルを入れているのだが、今回、スマホは自転車の本体に取り付けてある。
そこで編み出した技がこちら。
巨大なリュックを購入した時についてきた巾着袋をXtremeの端にぶら下げることで充電問題は解決。10件ほど配達をして20時過ぎに帰宅の途につきました。
普段使うのがレンタルの自転車なため、これまでスマホホルダーを使う機会がなかなかありませんでしたが、手回しのネジで自転車本体への取り付けが簡単なXtremeは私のようなタイプにとっては使ったら便利だなと。ただ、都内で配達を数千回やっている私は、地図を確認するタイミングが少なく、思ったほどホルダーの恩恵にあずかれなかったなと。
ホルダーのありがたさを実感するためには……。
知らない土地でレンタル自転車を借りてみたら……。
そうだ 京都、行こう。
つづく
DIME最新号の特集は「最強のスタートアップ100」「家電の未来予報」、特別付録は自転車&バイク用スマホホルダー!
文/渡辺雅史