使い終わったカイロはどのようにして捨てていますか? 実は地域によって捨て方は変わります。そこで今回は、使い捨てカイロの捨て方をご紹介します。
使い終わったあとのカイロの捨て方は?
カイロの捨て方は住んでいる地域によって変わってきます。
パック袋・外袋・本袋はプラスチックフィルム、中身は鉄とバーミキュライトと炭の固まりです。例えば都条例にのっとると、外袋と本袋は食品トレーとラップ類と同じ区分で、中身は鉄のフライパンや針金のハンガーなど、金属ゴミと同じ区分で処理されます。
カイロの捨て方は渋谷区、福岡市、大阪市など地域によって異なる
先ほどご説明したように、カイロの捨て方は地域によって異なっております。
いくつかの地域を例にあげます。
東京都渋谷区と福岡県福岡市では燃えないゴミ(不燃ごみ)として分別します。大阪府大阪市では燃えるゴミとして分別しますが、兵庫県神戸市では燃えないゴミとして分別します。
同じ近畿地方でも分別方法は異なってくるようです。なので、捨てる際には自分の地域の捨て方についてチェックしましょう。
【参考】渋谷区 よくある質問
温かいカイロはそのまま捨てても火事にならない?
乾燥していて火事などの不安もある寒い時期なので、カイロも温かいままだと火事になってしまうのではと思う人もいるはず。ですが、カイロ自体が発火したり、ほかの物を燃やすということはありません。また、カイロは発熱が終わると自然と冷めていきます。
有効期限切れの使い捨てカイロは使っても大丈夫?
有効期限が切れた使い捨てカイロは、温度の表示よりも高くなったり、持続時間が短くなったりする可能性があります。なので、有効期限が切れた使い捨てカイロを使うのは控えましょう。
【参考】日本カイロ工業会 よくある質問
※データは2023年1月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/山田ナナ