ビズヒッツは全国の男女500人を対象に「お金のかからない趣味に関する意識調査」を実施。加藤結果をランキング化して発表した。
お金のかからない趣味1位は「スポーツ・フィットネス」
全国の男女500人に「お金のかからない趣味」を聞いたところ、1位は「スポーツ・フィットネス(79人)」となった。
以下、2位「読書・マンガ(76人)」、3位「映画・ドラマ・動画鑑賞(62人)」、4位「手芸・クラフト(38人)」と続く。
「スポーツ」「散歩」など外で行なうものもあるが、全体的にはインドアでできる趣味が多くランクインする結果となった。
フィットネスも「ヨガ」「自宅での筋トレ」など、インドアでできるものが数多くある。屋外に出なくていい、さらに「交通費」「食事代」などがかからず、服装にもかまわなくていいので、お金がかかりにくいことが推察できる。
主な回答コメントは次のとおり。
<1位 スポーツ・フィットネス>
・自宅で筋力トレーニング(24歳 男性)
・YouTubeでエクササイズ。有酸素運動や体幹トレーニング、ヨガなど(42歳 女性)
・ランニング。海沿いに住んでいるので、景色を眺めながらランニングしている(33歳 男性)
<2位 読書・マンガ>
・漫画アプリで無料の漫画を読み漁ること(34歳 女性)
・図書館で借りた本を読む。最新発売の本でもけっこう取り寄せてくれる。新刊取り寄せなら、新品でキレイです(45歳 男性)
・読書。フリマアプリを利用して古本を買います(59歳 女性)
<3位 映画・ドラマ・動画鑑賞>
・海外ドラマや映画鑑賞(29歳 女性)
・バラエティ番組の録画鑑賞(32歳 女性)
・動画サイトで海外の投稿動画を見ること。「アウトドア」「家族の日常」「街を散歩する系」をよく見ます(48歳 男性)
趣味にかかる1か月の平均金額は1,296円
お金のかからない趣味をもつ500人に「趣味にかかる1か月の平均金額」を聞いたところ、平均は1,296円だった。
ただ、ボリュームゾーンは1か月1,000円以下。「まったくお金がかかっていない」という人も多くいることがわかる。
なお、1か月10,000円以上かけている人の趣味は「料理」など。毎月の食費=趣味代」なので、比較的高いお金がかかっているという事情があるようだ。
趣味をもって良かったことは「メンタルにいい影響がある」
最後に「趣味をもって良かったこと」を聞いたところ、1位は「メンタルにいい影響がある(25.6%)」だった。
以下、2位「健康にいい(23.6%)」、3位「学びがある(20.0%)」、4位「お金をかけずに楽しめる(16.4%)」、5位「交友関係が広がる(9.4%)」と続く。
1/4以上の人が「メンタルにいい影響がある」と答えたのが印象的。
ただ「身体的なメリット」「人間関係のメリット」を挙げた人も多く、趣味をもつメリットが多岐にわたることがわかる結果となった。
主な回答コメントは次のとおり。
<1位 メンタルにいい影響がある>
・趣味は自宅での筋力トレーニング。自分に自信が持てるようになりました(24歳 男性)
・趣味はウォーキング。仕事のストレスを解消できます(35歳 女性)
・趣味は英会話の勉強。老後の生活にリズムができ、精神的に安定しました(64歳 男性)
<2位 健康にいい>
・趣味はサウナ。体の疲れが取れやすくなった(26歳 男性)
・趣味はランニング。健康志向になり、おなか周りの脂肪が落ちた(33歳 男性)
・趣味はウォーキング。体を動かすことで夜よく眠れるようになりました。体力もつきました(44歳 女性)
<3位 学びがある>
・海外ドラマを見るのが好きで、英語を少し話せるようになった(29歳 女性)
・趣味は読書。新しい知識を得られ、読解力が強化される(30歳 男性)
・趣味はウィンドウショッピング。今世の中でどのような商品が流行っているのか、どんなニーズがあるのかわかる(50歳 男性)
調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:2022年11月15日~18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性334人/男性166人)
回答者の年齢:10代 0.6%/20代 22.6%/30代 39.8%/40代 22.8%/50代 10.4%/60代以上 3.8%
関連情報
https://bizhits.co.jp/company/
構成/清水眞希