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30GBや50GBの大容量プランを選ぶなら大手キャリアと格安SIM、どっちの料金プランがお得?

2023.02.21

格安SIMといえば、〝小容量〟〝低価格〟というイメージがあるかもしれませんが、実は50GB程度のデータ通信が利用できる、大容量プランが使えるMVNOがあるのです。

気になるのが、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクといった大手3キャリアで利用できる、月々20GB/3000円弱が主力のオンライン専用ブランドと、格安SIMの料金にはどれくらいの差があるのかという点。

そこで、大手キャリアのオンライン専用ブランドよりもデータ通信量が多く利用できる、「mineo」「イオンモバイル」のMVNO2社を徹底チェックします。

ドコモの「ahamo」やKDDIの「povo 2.0」、ソフトバンクの「LINEMO」と、ワンプランながらデータ使い放題な楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VII」それぞれと、価格や内容を比較してみました。

格安SIMの大容量プランとキャリアのオンライン専用ブランドはどっちがお得? まずはオンライン専用ブランドと楽天モバイルの価格をチェック

大容量プランを提供している格安SIMの価格を比較する前に、まずは通信3キャリアのオンライン専用ブランド、楽天モバイルの価格をチェックしていきましょう。

ドコモのオンライン専用ブランド「ahamo」には大容量オプションあり

ドコモのオンライン専用ブランド「ahamo」は基本料金が月々20GB/2970円で、5分以内の国内通話が無料、海外82の国・地域でもデータ通信ができます。

大容量プランとしては、20GBまでの基本プランに80GB/1980円をプラスし、月々100GB/4950円にできる「ahamo大盛り」を提供中。データ通信量が100GBまでになるのに加え、テザリングも100GBまで利用できるのが特徴となっています。

【参照】ahamo/料金・データ量

auの「povo 2.0」は自分でデータ通信量を購入する「トッピング」が特徴! 大容量はいくらで買える?

auのオンライン専用ブランド「povo 2.0」は、基本料金が0円で、「トッピング」と呼ばれるオプションを購入してデータ通信を行うプランです。

トッピングは自分で選択して、必要な分を購入する仕組みなので、純粋に月額料金を割り出すのは難しいのですが、月をまたいで大容量通信が行えるトッピングも用意されています。データトッピングの内容は下記の通りです。

データ追加1GB(7日間)

390円

データ追加3GB(30日間)

990円

データ追加20GB(30日間)

2700円

データ追加60GB(90日間)

6490円

データ追加150GB(180日間)

1万2980円

データ使い放題(24時間)

330円

先に紹介したahamo大盛りと同様に、月に100GBのデータ通信を使用すると仮定した場合、「データ追加150GB(180日間)」の3分の2を消費し、約8600円/月。ただし、150GBを180日間でちょうど使い切ると考えると、約4300円/月となります。

【参照】povo 2.0/トッピング一覧

ソフトバンクの「LINEMO」に大容量プランはある?

ソフトバンクのオンライン専用ブランド「LINEMO」は、月々20GB/2728円の「スマホプラン」と、月々3GB/990円の「ミニプラン」の2種類が選べます。データ量の追加購入は1GB/550円で可能ですが、50GB、100GBといった大容量プランは用意されていません。

【参考】LINEMO|料金プラン

月々3278円で使い放題の楽天モバイル

オンライン専用ではありませんが、楽天モバイルで利用できる「Rakuten UN-LIMIT VII」は、月々のデータ使用量に対して支払い料金が変わる従量制の料金プランです。料金は下記の通りです。

0GB~3GB

1078円

3GB~20GB

2178円

20GB以上

3278円

使い放題プランとして他社と比較すると割安になるのが、楽天モバイルの魅力です。また、テザリングも使い放題となっています。

ただし、楽天モバイルの通信設備がまだ十分ではないエリアでは、「パートナー回線」としてau回線に繋がることがあり、パートナー回線でのデータ通信量は月々5GBまでとなります。

【参照】楽天モバイル/料金プラン

大容量プランも用意されている格安SIM「mineo」「イオンモバイル」の料金を確認

続いて、大容量プランも選択できるMVNOとして、「mineo」「イオンモバイル」2社の料金プランを見ていきましょう。

条件付きながらデータ通信使い放題の格安SIM「mineo」

「mineo」は、月々のデータ通信量に応じて料金が変動する「マイピタ」と、データ通信速度に応じて月額料金が変わる「マイそく」が選べます。

「マイピタ」は月々1GB~月々20GBまでと一般的ですが、「マイそく」は通信速度が変動するのみで、データ通信量は使い放題となります。ここでは、大容量プランとして「マイそく」の料金をご紹介します。

スタンダード(最大1.5Mbps)

990円/月

プレミアム(最大3Mbps)

2200円/月

ライト(最大300kbps)

660円/月

【参照】mineo/料金表

また、上の画像には載っていませんが、2023年2月22日より、最大32kbpsで月々250円の「マイそく スーパーライト」が利用できます。

【参照】マイそく スーパーライト

最大50GBの大容量データ通信を利用できる格安SIM「イオンモバイル」

「イオンモバイル」では、1GB刻みにデータ使用量が選べる「さいてきプラン」に加え、20GB以上で10GB刻みの大容量プラン「さいてきプラン MORIMORI」が利用できます。

また、「さいてきプラン」「さいてきプラン MORIMORI」のどちらでも、家族で使用できる「シェアプラン」の利用ができます。

電話も使える大容量プラン「さいてきプラン MORIMORI」の料金は下記の通りです。

月々20GB

1958円

月々30GB

3058円

月々40GB

4158円

月々50GB

5258円

【参照】イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

オンライン専用ブランド、楽天モバイル、格安SIMの大容量プラン料金まとめ

以下に、本記事で紹介した各社料金プランをまとめてみました。ご参考にしてみてください。

※データは2023年2月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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