JVCケンウッドは同社が展開する「JVC」ブランドから、ホームプロジェクターの新製品として、4K/HDR対応プロジェクター「LX-NZ30」を3月下旬に発売する。価格はオープン。市場推定価格は440,000円前後。
最大240Hzのハイフレームレートで動きの速い映像コンテンツに対応
「LX-NZ30」は、明るいDLP投写方式に0.47型DMDデバイスを採用した4K/HDR対応プロジェクター。効率を高めたレーザー光源技術「BLU-Escent」を搭載し、従来モデル「LX-NZ3」と比較して、約20,000時間の長寿命は継承しつつ、輝度は約10%の向上となる3,300lmを実現。HDR投写時のピーク輝度を高め、レンジ感の広い映像を可能とした。
また、最大240Hzのハイフレームレートで動きの速い映像コンテンツに対応し、100インチを超える大画面でも滑らかで、遅延の少ない映像を実現。入力端子はDisplayPortを備え、PCからのダイレクト接続にも対応。高精細な映像や、ハイフレームレートに対応するPC/家庭用ゲームなどのコンテンツをよりストレスなく楽しむことができる。
任意のエリアごとに歪みを補正するワーピングなど、各種ジオメトリック補正機能も装備
さらに、設置上下±60%、左右±23%という可動域の広いレンズシフトに加え、100型で投写距離3.0~4.8mを可能とする1.6倍ズームを搭載。水平・垂直・傾きを調整可能な台形補正機能に加え、四隅の調整も可能なコーナーアジャスト、任意のエリアごとに歪みを補正するワーピングなど、各種ジオメトリック(幾何学歪み)補正機能も装備する。
解像度は3,840×2,160ドットで、HDRはHDR10、HLGをサポート。入力端子はDisplayPort×1、HDMI×2(HDCP2.3対応)、USB×1、出力端子はUSB Type-A×1(電源供給 5V/2.5A)、トリガー×1(ミニジャック、12V/0.1A)、制御端子はRS232C×1(D-Sub 9pin)、LAN×1(RJ-45、10BASE-T/100BASE-TX)を装備。外形寸法は幅405×高さ145.8×奥行き341mm、質量は5.9kg。カラーはブラックとホワイトを用意する。
製品情報
https://www.jvc.com/jp/projector/lineup/lx-nz30/
構成/立原尚子