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管理職になりたくない理由TOP3、3位仕事量が増える、2位責任が伴う、1位は?

2023.02.15

管理職での苦労は「部下の指導や育成」「責任が重い」「部下とのコミュニケーション」

一方、現在管理職の人に、管理職をする上での苦労を聞いたところ、「部下の指導や育成」が49.3%と最も高く、以下「責任が重い」が39.3%、「部下とのコミュニケーション」が36.7%、「上司と部下との板挟み」が34.0%と続いた。

現在、管理職ではない人で上位だった「責任の重さ」ももちろんあるようだが、実際には上司や部下との“人間関係”が最も苦労しているようだ。また「特に苦労はしていない」15.3%と、苦労していない人も少なくないようだった。

Q4. 【管理職の方】あなたが管理職の立場で苦労していることは何ですか。(複数回答、n=150)

「管理職」=苦労に耐える、そんなイメージを持っている人は多いかもしれない。では「管理職のやりがい」は一体何なのだろうか。

管理職の人へ、そのやりがいについて聞くと、「やりたいことができること」が38.0%と最も高く、「自分が成長できる」が36.7%と続いた。前問の「管理職の苦労」で挙げられたのは“人間関係”だったが、やりがいはやはり自分の自己実現に感じるようだ。

しかし、3位の「チームで成果をあげること」が36.0%と高いように、 “人間関係”の苦労はもちろんあるが、チームとして成し遂げることも大きなやりがいになるようだ。それらは「給与が上がる」の29.3%よりも高いことから、“お金では得られないもの”がやりがいに感じるようだ。

Q5. 【管理職の方】あなたが管理職の立場でやりがいに思うことは何ですか。(複数回答、n=150)

女性管理職を増やすために必要なこと、「子育てや介護などの両立支援」

では管理者の人は、スムーズに業務を遂行できるような、部下に戦略遂行を指示するための権限や、部署内のルールを作る権限を与えられているのだろうか。

自分の役割を果たすために十分な権限があると感じているかを聞いたところ、権限があると「感じる(やや感じるも含む)」と回答したのは54.7%だった。これは約半数近くの管理者は、“権限”が十分にあると感じておらず、スムーズに業務を遂行出来ていないと言い換えることもできるだろう。そのことで、傍から見た「管理職になりたくない人」は、管理職に対してよりネガティブな印象を持つのかもしれない。

Q6. 【管理職の方】あなたは管理職として、自分の役割を果たすために十分な権限(※)があると感じますか。 ※権限とは、部下に戦略遂行を指示する権限や、部署内のルールを作る権限などのことを指します。(単数回答、n=150)

日本は国際的に女性管理職の割合が低いという現状があり、国として「女性活躍」を目標に掲げ女性管理職を増やす社会全体の動きがある。

そこで、女性管理職を増やす社会全体の動きについて、その賛否を聞いたところ、「賛成(やや賛成も含む)」が59.0%、「どちらとも言えない」が34.3%、「反対(やや反対も含む)」が6.7%という結果に。

多様性が叫ばれる昨今で、賛成以外の割合が多いような印象もあるが、次の設問の賛否の理由を紐解くと、賛成以外の人には、そもそも性別で区別することの意味を問うている人や、女性を管理職へ登用してもシステムが追いついていないといった声があり、根本から否定的な人は多くなかった。

Q7. 【全員】女性管理職を増やす社会全体の動きについて、あなたはどう思いますか。
(単数回答、n=300)

Q8. 【全員】上記のように回答した理由をお答えください。
(自由回答、n=108)

●人材は多い方が良い。(男性、職種:営業)
●性別で能力が低いというような風潮が払しょくできて好ましい。(女性、職種:事務・総務)
●女性同士でしかわからない話もあるから相談しやすくなる。(女性、職種:事務・総務)

【どちらとも言えない/反対の理由】
●性別にとらわれずにみんなが活躍できる社会が良いと思うので。(男性、職種:財務・会計・経理)
●有能であれば 男女は関係ない。(女性、職種:事務・総務)
●管理職を増やす=女性活躍とは思わない。(男性、職種:研究・開発)
●子育てもしなさい、働きなさい、活躍しなさいという割には共働きで子育てしても結局は女性がワンオペになるので、女性管理職は無理。しかし、女性管理職がいないと妊娠と子育ての体の辛さや気持ちがわからない欠点もある。(女性、職種:情報システム)

Q1で女性の管理職になりたいという割合が男性よりも低かったことから、やはり女性にとって管理職になることのハードルは男性よりも高いようだ。このことを踏まえ、女性の管理職を増やすためには何が必要かを聞いたところ、「子育てや介護などの両立支援」が54.7%と最も高く、「女性が不利にならないような人事評価の方法」が50.0%、「育休や在宅勤務などの社内制度を設ける」が43.3%と続いた。

Q9. 【全員】あなたは女性の管理職を増やすために、何が必要だと思いますか。
(複数回答、n=300)

<調査概要>
調査機関:株式会社識学
調査対象:全国の従業員数10名以上の企業に勤める20歳~59歳の男女の会社員
現在管理職の方、もしくは現在管理職ではない方
有効回答数:300サンプル(管理職:150名/非管理職:150名)
調査期間:2023年1月6日(金)~1月11日(水)
調査方法:インターネット調査
※本調査では、小数点第2位を四捨五入している。そのため、数字の合計が100%とならない場合がある。

出典元:株式会社識学

構成/こじへい

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