※「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」装着時
キヤノンは、APS-Cサイズミラーレスカメラ「EOS R50」とAPS-Cサイズカメラ用望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を3月下旬に発売する。価格はいずれもオープン。
EOS Rシステムの高い撮影性能や便利な通信機能を小型ボディに凝縮
EOS Rシリーズ最小・最軽量となる小型・軽量ボディに「EOS Rシステム」の高い撮影性能や便利な通信機能を凝縮したミラーレスカメラ。ボディカラーはブラックとホワイトの2色を用意する。
カメラ初心者でもシーンに適した撮影が簡単にできる全自動モード「シーンインテリジェントオート」の機能をさらに充実させている点が特徴。
撮影が難しい逆光や夜景などのシーンでも、カメラまかせでより豊かな写真表現が可能な「アドバンスA+」や、1回の撮影で明るさや色合いの異なる3枚の画像を自動で記録でき、画づくりの違いを楽しむことができる「クリエイティブブラケット」を新たに搭載する。
上位機種である「EOS R10」のAF被写体検出技術も継承
また、上位機種である「EOS R10」(2022年7月発売)のAF被写体検出技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の被写体検出に対応。
さらに、電子シャッターによる撮影時は、AF/AE 追従で最高約15コマ/秒、電子先幕による撮影時は、AF/AE 追従で最高約12コマ/秒の高速連写を実現する。
もちろん、動画撮影機能も充実。クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画撮影を実現なほか、商品の魅力などを紹介するレビュー動画を快適に撮影することができる「レビュー用動画」や、手持ち撮影時の手ブレを補正して、より自然なVlog撮影などが可能な「手ブレ補正動画」など、多様なニーズに対応する便利な動画撮影機能を搭載した。
有効画素数は約2,420万画素。常用ISOは100~320000。記録媒体はSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)。外形寸法は約116.3×85.5×68.8mm。重量はブラックが約375g、ホワイトが約376g(バッテリー、SDカード含む)。
キヤノンオンラインショップでの販売価格は、ボディ単体が111,100円、「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」を付属するレンズキットが126,500円、「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」に加えて、「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」も同梱するダブルズームキットが156,200円。
「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」〜全長約92.9mm、質量約270gという小型・軽量設計を実現
35mm判換算で約88-336mm相当の焦点距離をカバーする望遠ズームレンズ。幅広い望遠域をカバーしながら、全長約92.9mm、質量約270gという小型・軽量設計を実現している。
また、レンズ内光学式手ブレ補正機構により4.5段、ボディ内手ブレ補正機構を搭載したカメラとの協調制御により7.0段の手ブレ補正効果を発揮。さらに、最大撮影倍率0.28倍の近接撮影や、リードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)の搭載による自然でなめらかな動画AFなど、さまざまなシーンで快適な撮影を実現する。
レンズ構成は8群11枚で、絞り羽根枚数は7枚。最小絞りは22(55mm時)/32(210mm時)、最短撮影距離は0.73m(210mm時)/1.0m(55mm時)、最大撮影倍率は0.28倍(210mm時)、0.05倍(55mm時)。フィルター径は55mm。最大径×長さは約φ69.0×92.9mm。質量は約270g。
キヤノンオンラインショップでの販売価格は60,500円。
関連情報
https://cweb.canon.jp/eos/
構成/立原尚子