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Microsoft EdgeにAdobe AcrobatのPDF機能が標準搭載されることが決定

2023.02.10

WindowsユーザーのPDF利用体験を向上させ、新たな価値をシームレスに提供

アドビとマイクロソフトは、Microsoft Edgeに内蔵されたPDFリーダーにAdobe AcrobatのPDFエンジンを搭載することを発表した。

これによって、より正確な色とグラフィックによる忠実度の向上、性能の改善、PDFの取り扱いに関する強力なセキュリティ、より優れた文字選択と音声読み上げを含むアクセシビリティの向上など、唯一無二のPDFエクスペリエンスを実現することが可能になる。これらの機能は引き続き無償で提供される。

文字や画像の編集、PDFの他のファイル形式への変換、ファイルの結合など、より高度なデジタル文書機能を求めるユーザーは、Adobe Acrobatのサブスクリプション版を購入することで、ブラウザーの拡張機能によりMicrosoft Edgeから直接これらの機能を利用することも可能だ。

すでにAdobe Acrobatのサブスクリプション版を利用しているMicrosoft Edgeユーザーは、追加料金なしでEdge内でAcrobat拡張機能を使用することができる。

デジタル変革の時代において、webブラウザーは、人々がコラボレーションを行い、情報を共有し、クラウド上で仕事を成し遂げる場所となっており、世界中のユーザーが、web、モバイル、デスクトップ上で何兆ものPDFファイルを操作している。

Microsoft EdgeのPDFエクスペリエンスを支えるAdobe Acrobatの機能により、Windows 10およびWindows 11ユーザーは、改めてアプリケーションをダウンロードしたり切り替えたりすることなく、Microsoft Edgeのwebブラウザーでアドビが誇る最高水準のPDF機能を使用することができるようになる。

マイクロソフトModern Work 担当コーポレートバイスプレジデント ジャレッド スパタロウ氏のコメント

マイクロソフトのModern Work 担当コーポレートバイスプレジデントであるジャレッド スパタロウ氏(Jared Spataro)は次のように述べている。

「アドビとマイクロソフトが協力することは、生産性向上とお客様にとって良いことです。アドビのPDF技術がMicrosoft Edgeに搭載されることで、ユーザーは重要なデジタル文書機能に迅速かつ安全にアクセスできるようになります」

アドビのシニア バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャー アシュレイ スティル氏のコメント

アドビ シニア バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャーであるアシュレイ スティル氏(Ashley Still)は次のように述べている。

「PDFは自動化とコラボレーションがかつてないほど重要になった世界において、生産性を加速させる、現代のビジネスに不可欠なものです。

アドビとマイクロソフトは、世界標準のPDFエクスペリエンスをMicrosoft Edgeと全世界の10億人を超えるWindowsユーザーに提供することで、生産性における両社の伝統と専門性を活かし、現代的で安全、そしてつながりのある仕事と生活を実現するための重要な一歩を踏み出しました」

関連情報:https://www.adobe.com/jp/

構成/Ara

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