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インプットだけじゃダメ!日本一多忙なアナリストに学ぶ収入10倍アップのための勉強法

2023.02.11PR

勉強は「人生を切り開く唯一の武器」

リスキリングやアンラーニングといった言葉が飛び交う世の中、「学び=勉強」は古くて新しいテーマとして注目されている。

とはいえ、今ひとつピンとこないビジネスパーソンが多いなか、勉強の力で収入を激増させた人がいる。

経済アナリストとして活躍する馬渕磨理子さんだ。

馬渕さんは、大学院を修了後、関西の医療法人で資産運用を担当。そこからこの分野のキャリアを積み重ね、当初約260万円であった年収は、今ではその10倍以上になったという。

…と書くと、まるで順風満帆を絵に描いたようなキャリア人生に思えるが、実はそうではなかったそうだ。大学院を出た後、大手企業を中心に就活を重ねるも全滅。小学生の頃から(2浪を経て)大学院時代まで、勉強漬けの日々であった人生を否定されるような思いであったという。

「拾ってもらうような形で入社した」医療法人で上司に、「君は、頭でっかちゃんだね」と言われた馬渕さんは、今までの勉強法の間違いに気づかされる。しかしそれは、社会人にとって必要な勉強法を極める決意をも与えてくれた。試行錯誤の末、馬渕さんは、「忙しくても確実に年収を上げる勉強法」を確立。年収は10倍超、経済アナリストとして各メディアからひっぱりだこの日々へと変貌を遂げる。

では、「馬渕流」の社会人の勉強法とは、どんなものなのだろうか? 馬渕さんは、そもそも勉強とは、「人生を切り開く唯一の武器」だとし、著書『京大院卒経済アナリストが開発! 収入10倍アップ高速勉強法』(PHP研究所)で次のように説く。

“両親や会社の上司を頼っても、宝くじで1億円当選しても、残念ながらあなたの人生の土台は1ミリも動きません。しかし勉強は違います。不確実なビジネス環境において生き抜くためのスキル、暗闇に穴を開ける「矛」が手に入ります。

一方で、勉強は、経済的にも精神的にも自分を守ってくれる「盾」にもなります。なぜなら、勉強することで、「収入アップ」と「自己表現力の向上」の2つを叶えることができるからです。”

雑誌・新聞のコラムから始めよう

では、ひと口に「勉強」といっても、何をどうすればよいのだろうか?

誰でも最初に思いつくのは、「専門書を読み込む」ことだろう。だが、馬渕さんがすすめるのは分厚い書籍ではなく「雑誌・新聞のコラム」。雑誌とは『週刊ダイヤモンド』『週刊東洋経済』『週刊エコノミスト』といったビジネス誌を指す。新聞については、朝夕刊の解説記事に目を通す。

これには理由がある。

“専門家が時間をかけて独自の見解を執筆する本に比べて、その時々の経済の流れや時勢を反映している雑誌や新聞のコラムに掲載されている情報の方が、リアルなビジネスの現場に直結する情報と言えます。”(本書74pより)

書籍はその後でいいのだそうだ。雑誌・新聞を読み続けるうちに、お気に入りの専門家ができ、その専門家の書いた本を読むという流れがベストだとも。

それとは別に「首相動静」や「今日の自民党」のチェックがすすめられている。これは「経済を回す側の考え」を理解するための一つの手段。政府が、これから力を入れようとする分野の情報をいち早く知ることができ、それを自分のビジネスチャンスに活かせる可能性が増すからだ。

もし日々忙しく、そこまで手が回らないのなら、「毎朝、『日経新聞』1面の「見出し」だけを眺めて、その中で気になる記事を1つだけでいいので本文を読んでみてください」と、馬渕さんはアドバイスする。仕事の現場で「読んでおいてよかった」と実感できたらしめたもの。この小さな手応えをバネに、読む対象を広げていけばいいそうだ。

得た知識を共有・発信しよう

勉強には「ひたすらインプット」というイメージがあるが、馬渕さんはその考えは捨てるべきだと言う。

重要なのは、得た知識を「共有」すること。それも完璧は目指さず、8割の状態で外に出す。そうすることで、周囲の人からのフィードバックを得られるとともに、自身の知識のブラッシュアップがはかれるというメリットを指摘する。

馬渕さんにとって、周囲の人とは「頼れる先輩や上司」。尊敬する彼らを「壁打ち」相手にして、「知識の円は飛躍的に拡大」したという。その1人として挙げるのは、現在馬渕さんが勤務するFUNDINNOの上司でCMOの向井さん。

“向井が成功に導いた資金調達、プロモーションは数え切れません。その手腕を部下として間近で見れることが、私にとって「資産」になっています。

上場企業と違い、ベンチャー業界の情報はほとんど知れ渡りません。ベンチャー・スタートアップ業界の知識も深い向井からは、ベンチャー業界の常識や考え方をゼロから百まで教えてもらいました”(本書145pより)

知識を共有できる相手は、何も上司に限らない。一緒にプロジェクトを進めている仲間など、違う視点を持っていて頼りになる人を見つけ、壁打ちになってもらえばよいそうだ。

また、ツイッターやインスタグラムに代表されるSNSを始めて、そこで「一人稽古」をしつつ、壁打ちの相手を見つけることもすすめられている。

「一人稽古」とは、SNSという公の場で、自分の関心領域や専門的な情報を発信すること。馬渕さんは、そのポイントを3つ教える。

1. 発信する内容に一貫性を持たせる
2. とにかく続ける
3. 「誰かのために」という視点を意識する

最初の2つのポイントは心得ても、3つめの「誰かのために」という視点は置き去りにされやすい。まだ会ったことのない人に「勉強になった」「役立った」と思われるまで、地道に続ける覚悟は必要となる。

馬渕さんは、ビジネスの現場とはひとえに「楽しい総合格闘技」だとたとえている。楽しいといっても、格闘技であるからには修練は怠れない。修練としての勉強を日々続けることが、今の時代の唯一の収入アップ法といえるのかもしれない。

 

馬渕磨理子さん プロフィール
経済アナリスト、認定テクニカルアナリスト。
一般社団法人日本金融経済研究所代表理事、株式会社FUNDINNOマーケティング・未上場マーケットアナリスト、フジテレビ『LiveNewsα』レギュラーコメンテーター。
同志社大学法学部卒業、京都大学公共政策大学院修了、公共政策修士。2013年、関西の医療法人に入社後、資産運用トレーダー業務を始める。独力で財務・経営分析力を磨いた結果、資産を3倍にする。2015年、独立系金融情報配信会社フィスコのアナリストに転身。上場企業の経営者を中心にインタビューし、個別銘柄分析や日本・韓国・米国経済などの市況分析に従事。2017年からは日本クラウドキャピタル(現FUNDINNO)にも籍を置き、日本初の未上場マーケットアナリスト兼マーケティング担当として活動。雑誌・Web など連載多数。「プレジデントオンライン」の執筆記事は、2020年に半年間で累計6000万PVを超えるなど「日本一多忙なアナリスト」として活動中。『京大院卒経済アナリストが開発! 収入10倍アップ高速勉強法』は最新の著書となる。
公式サイト:https://mabuchimariko.jp/

文/鈴木拓也(フリーライター)

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