白髪が気になってきてそろそろ白髪染めする人にとって、どのぐらいの頻度で染めるべきなのか気になるポイントです。そこで、白髪染めのおすすめの頻度と、そもそも白髪が生える原因は何なのかをご紹介します。
そもそも白髪ってどうして生えるの?
実は元々髪の毛は白くて色がない状態です。毛穴から表面に出るまでの間に、メラニン色素によって着色されて伸びていきます。
髪の毛を着色するメラニン色素は、メラノサイトによって作られます。メラノサイトやメラノサイトの大元である色素幹細胞の生成が阻害されたり、活動能力が低下すると、色素が作れません。
白髪が生える6つの原因
メラノサイトやメラノサイトの大元である色素幹細胞の生成が阻害、活動能力が低下してしまう原因はいくつかあります。
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白髪が生える原因①加齢
歳を重ねるとメラノサイトの働きが衰えてきて白髪が増えます。メラノサイトの働きが衰えだす年齢は35歳前後と言われています。
白髪が生える原因②遺伝
親や親戚に白髪が多いと白髪になりやすいと言われています。2016年に発見されたIRF4遺伝子は、メラニン色素の生成機能に作用することで髪の毛を白くすると言われています。
白髪が生える原因③紫外線
紫外線は髪の毛のメラニン色素を分解します。メラニン色素が分解されると、白髪などの色素が薄い髪の毛が増えやすくなります。
白髪が生える原因④ストレス
ストレスによって交感神経が活発になると、ノルアドレナリンと呼ばれる神経伝達物質が放出されます。ノルアドレナリンの働きによって、色素幹細胞がメラノサイトに急激に変化することで、色素幹細胞が枯渇し、白髪が増加する原因に。
白髪が生える原因⑤血行不良
メラニン色素を作るために必要な栄養は血液によって運ばれます。血行が悪くなると栄養が毛根に届きにくくなって、白髪になる恐れがあります。
白髪が生える原因⑥食生活の偏り
毎日の食事で糖質を取りすぎてしまうと、余った糖が体内のたんぱく質と結合、体中の細胞の働きを鈍らせてしまう可能性が。色素幹細胞やメラノサイトなど頭皮の細胞も働きが阻害されて白髪の原因のひとつになります。
白髪染めの頻度はどのぐらい?
髪の毛が伸びるのは1か月に約1~1.5cmなので、1か月に1回の頻度が目安です。ただ、白髪の割合や髪の毛の伸び具合は個人差があるので、あくまで目安となります。