スマホから給湯操作や確認ができる「日立エコキュートアプリ」にも対応
日立グローバルライフソリューションは、家庭用エコキュートの減圧弁方式フルオート標準タンクタイプの新製品として、「BHP-FG37WU」と「BHP-FG46WU」を4月10日に発売する。また、同時に新製品を含む2023年度製品全22機種を「Wシリーズ」として発売する。
今回登場する新製品2機種は、「⾼効率給湯器導⼊促進による家庭部⾨の省エネルギー推進事業費補助⾦」(以下、補助金)の対象となる省エネ基準(目標年度2025年)を達成したモデル。高断熱の「ウレタンク」の採用やヒートポンプユニットの性能向上により、年間給湯保温効率(JIS)3.5を実現したことで、2025年度を目標年度とする省エネ基準を達成し、補助金の対象となった。
また、スマートフォンで外出先から給湯操作や確認ができる「日立エコキュートアプリ」にも対応。離れて暮らす家族の給湯使用状況を確認するために、専用にペアリング設定して使用する「みまもり機能」では、過去一週間の給湯使用量をグラフで確認できるほか、新たにアプリが給湯の使用有無をプッシュ通知(みまもり通知)で知らせる機能も利用できるようになった。
みまもり通知の画面イメージ(お湯の使用があった場合のプッシュ通知例)
さらに、「入浴タイマー」機能も追加され、リモコンのメニュー画面より手動で入浴時間をタイマー設定することが可能になった。設定時間が経過すると、効果音で通知するので、あらかじめ時間を決めて入浴する際の目安となる。
なお、「Wシリーズ」では、普及機種の減圧弁方式から上位機種の水道直圧給湯方式まで幅広い製品群(22機種中16機種)が補助金の対象となる省エネ基準達成製品となるとのこと。「Wシリーズ」22機種の型式、タンク容量などは以下のとおりとなる。
※この価格は一般消費者向けの販売価格を示したものではなく、事業者向けの積算見積価格となる。積算見積価格は本体価格であり、配送・設置調整・配管セット・据付部品・工事・使用済み商品の引き取りなどの費用は含まれていない。
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構成/立原尚子