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7000人に聞いた高機能なスマホを好むユーザーの傾向と利用実態

2023.02.08

誰もが持っているスマホだが、その機種・性能は人それぞれ。最低限の機能さえあれば構わないという人もいれば、毎年のように最新鋭の新機種に買い替えている人もいることだろう。

では、こうしたスマホの性能に対するこだわりや嗜好は、性別・年代別でどのような違いが見受けられるのだろうか?

そこでNTTドコモ モバイル社会研究所はこのほど、全国の15~79歳の男女7,050名を対象に「スマホ利用者行動調査」を実施。結果をグラフにまとめた調査リポートを発表した。

高機能なスマホを好むのは若年層・男性

スマホ利用者を対象に、「値段が高くても高機能なスマホのほうがよい」と思うかどうかを調査した。「そう思う」「まあそう思う」と回答した人(高機能志向)は全体の36%で、男性では39%、女性では33%となっていた。

若年層のほうが高機能なスマホを好む傾向にあり、15歳~39歳では、男女とも約半数が高機能志向であることがわかった。また、各年代で男性のほうが高機能なスマホを好む割合が高く、もっとも男女差が大きかった40歳~59歳においては、高機能志向の女性は29%であるのに対し、男性は37%と8ポイント程度差があることがわかった。

図1.値段が高くても高機能なスマホのほうがよいと思う割合 (性年代別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

中高年はスマホ歴が長いほうが高機能志向

次に、各年代でスマホ歴(初めてスマホを所有したときからの期間)別に分けて、高機能志向の人の割合を調査した。その結果、15歳~39歳においては、スマホ歴による大きな差は見られなかった。一方で、40歳~59歳および60歳~79歳では、スマホ歴が長いほうが高機能志向の人の割合が増えることがわかった。特に、60歳~79歳ではスマホ歴が5年以上と回答した人の高機能志向の割合は34%となっており、同年代のスマホ歴が5年未満の人に比べて倍以上となっていた。

図2.値段が高くても高機能なスマホのほうがよいと思う割合 (年代・スマホ歴別)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=5,761 ※利用年数がわからない人を除く]

高機能志向のユーザーは日常的に使うアプリの数が多く、多種のサービスを利用

さらに、日常的に使うアプリの数別で高機能志向の人の割合を調査した。その結果、年代によらず、アプリの利用数が多いほうが高機能志向の人の割合も高く、15歳~39歳で日常的に使うアプリが5個以上と答えた人の半数以上が高機能志向であることがわかった。

また、高機能志向の人とそうでない人とでサービスごとの利用率に差があるかを比較したところ、調査したサービスすべてにおいて、高機能志向の人のほうが利用率が高いことがわかった。

「LINEなどのメッセージ」、「情報検索」、「電子メール」は両者に大きな差が見られない一方で、「電子書籍」は1.7倍(12pt)、「ゲーム」は1.6倍(18pt)、「SNS」「健康関連サービス」は1.5倍(SNS:21pt、健康関連サービス:10pt)程度の差があり、高機能志向の人のほうがそうでない人に比べて利用率が高いことがわかった。

図3. 値段が高くても高機能なスマホのほうがよいと思う割合
(日常的に使用するアプリ数別の比較)
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

図4. 各種サービスの利用率の比較
[調査対象:全国・15~79歳のスマホ利用者・n=6,272]

<調査概要>
調査方法:Web
調査対象:全国・15~79歳男女
有効回答数:7,050
サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
調査時期:2022年2月

出典元:NTTドコモ モバイル社会研究所

構成/こじへい

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