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12.4インチの有機ELディスプレイを搭載!「Galaxy Tab S8+」を使ってわかったAndroidタブレット人気再燃の理由

2023.02.08

「Sペン」は書き心地抜群! Book Cover Keyboardの打鍵感は良好なものの……

Galaxy Tab S8+は、購入時に専用タッチペン「Sペン」が同梱されるのもポイント。iPadシリーズとの差別化という意味でも重要といえるでしょう。

Book Cover Keyboard装着時はSペンも保護できる

筆者は普段、絵を描く機会がないので、Sペンの使用頻度自体は少なめですが、PDFファイルに直接文字を書き込んだり、さっとメモを取るといったシーンで重宝しています。一般的なペンと比較すると細いため、握る感触には慣れが必要ですが、遅延などはほぼ感じないので扱いやすい印象。Sペンを使わないシーンでは、本体の背面にマグネットで装着できるので、持ち運びの際に困ることもありません。

Book Cover Keyboardは、タブレット向けキーボードとしては比較的キーストロークも深く、しっかりとした打鍵感があります。ただし、キーボードは英字配列になっているのに加え、Windows PCやMacシリーズとも違う配列になっているので、タイピングには慣れが必要です。

また、Book Cover Keyboardには、本体背面に取り付けるキックスタンドが同梱されており、ディスプレイを立てて使うことができるので便利ですが、ディスプレイを足で支えるという構造上、一般的なノートPCよりもスペースを使うので、使用する際には注意が必要です。

Galaxyスマートフォンとの連携も魅力! 使っていると気になるポイントも……?

Galaxyのスマートフォンとの連携力もGalaxy Tab S8+の魅力。特に使用頻度が高いのが、デバイス間で即座にファイルを移行できる「クイック共有」。アップル製品の「AirDrop」に似た機能で、Galaxyスマートフォンで撮影した写真をGalaxy Tab S8+で確認するといった使い方ができます。

もう1つ便利なのが、Galaxyスマートフォンの通信回線をワンタップで使用する「自動Wi-Fiテザリング」。これはGalaxyスマートフォンの通信回線をテザリングして使用する機能ですが、スマートフォン側の操作を行わなくても接続できるのがポイント。ちょっとした手間を省けるので重宝しています。

Galaxy Tab S8+を使っていて唯一ともいえる気になるポイントが、バッテリー性能です。搭載バッテリーは1万90mAhの大容量ですが、マルチタスクで作業を行っていると、実働時間は5時間前後といった印象。丸1日の作業には物足りない稼働時間なので、モバイルバッテリーを持ち運ぶといった工夫が必要です。

気になる部分もあるがハイエンドAndroidタブレットはやっぱり便利!

バッテリー駆動時間やキーボードの配列、ストレージ容量など、気になるポイントはこまごまとあるものの、Android 13の操作性の良さや高いパフォーマンス、Sペンの書き心地など、便利なポイントも多いGalaxy Tab S8+。特にGalaxyスマートフォンを普段から使用している人にとっては、共通のアプリも多く、連携力も優れているためおすすめです。

執筆時点での販売価格は、Amazonで12万4800円、ヨドバシ.comで11万9220円となります。円安のあおりを受け、発売当初よりも値上がりしているのが少々残念ですが、近年発売されているハイエンドスマートフォンと比べると、手に取りやすい価格に収まっているのも事実。Androidタブレット市場の盛り上がりに乗じて、ハイエンド製品が欲しいという人は、ぜひ試してみてください。

取材・文/佐藤文彦

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