今やPCやタブレットの周辺機器として大活躍の「マウス」。しかし手のひらでマウスを固定して、親指と小指で挟むようにしながら操作し続けていると、手首に負担がかかってしまうことがよくあります。
その結果、疲れや痛みの原因になってしまうことが積年の懸念材料となっておりました。
そこでこのたび、小型なのに手首をひねる必要がない、人間工学に基づいたマウスが登場しました。
なんと指先ひとつ動かすだけで手首を邪魔するものもなく、お手軽簡単にマウスを操作することができるので、その結果マウスパッドやデスクとの摩擦による手首へのダメージを極力軽減して、快適な操作感覚を取り戻させてくれる逸品です。しかも小さなポケットにも入れて運べると、うれしい限りです。
しかも見た目が「指先ころころローラー」っぽくて健康にも良さそうです(実際に健康に良いと感じるかどうかには個人差があります)。
それではさっそくご紹介をいたしましょう。
手首の負担を軽減する超小型マウス「指先マウスi2」を試用してみました!
まずは開梱の儀です。本体の重量は約39g と超軽量。それでいながらサイズは7.5×4×3.2cmなので超小型。持ち運ぶのに絶妙なサイズと重量が快感です。
なんとパッケージに「IRONPAW 鉄爪猫」の文字が! 言葉の意味はわかりませんが、とにかくもの凄く自信のあるネーミングのようです。
付属品として、充電用のUSB Type-Cケーブルが同梱されていました。もちろん、PCにつないで充電できます。
たっぷりと充電を行ったら、本体裏のスライドスイッチの電源を入れましょう。ちなみに赤色LEDが搭載されているようです。オーソドックスなタイプのLEDマウスですね。
さらにLEDランプの左隣に、分解能を切り替え可能な「DPIスイッチ」が内蔵されています。
「DPI」とは、マウスを操作した時、ポインターが何ドット移動するかどうかを示す指標です。一般的に数値が高いほど、ポインターが速くスムーズに移動をします。
800/1200/1600/2000 DPIと、ボタンを押すたびに高精度な操作が可能になります。そして一巡すると元に戻ります。こちらの機能と、PCのOSのマウスの設定項目を上手い具合に組み合わせて何とかすれば、だいたい思い通りの操作感を享受することができることでしょう。
さて、どこからどう見ても無線マウスなので、さあ! Bluetoothでペアリングしよう……といつもの調子で設定しようと思ったら、なぜか上手くいかない。どうしてだろう、と思って底面を見たら、マグネットパワー内蔵のマウスレシーバーが内蔵されていました。
いわゆる「2.4GHz無線マウス」ということになります。この手のマウスを利用するには、PC側のUSB Type-A端子をひとつ消費しますので注意しましょう。
PCにマウスレシーバーを接続して、電源を入れて、本体をニギニギすれば、専用のドライバーをインストールすることなく、快適にワイヤレスマウスとして使えます。これは便利!
このマウスの使い方はとても独特。横向きに使います。左右のボタンとホイールは通常のマウス同様なので、持つ向きさえ間違えなければ普通に使えることでしょう。
上着のポケットやズボンのポケットといった狭いスペースでもスムーズに操作が可能です。色は白と黒の2種類が用意されているので安心です。
「指先マウスi2」は記事執筆時点で、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」より7425円から支援可能です。指さばきに自信のある人や、今までにはない変わったデザインのガジェットが大好きな方は、支援を検討してみてもよろしいかと思います。
サイズ:7.5×4×3.2cm
重量:約39g
対応OS:Windows/Mac OS
接続方法:2.4GHzワイヤレス
紹介動画
【FURUの本音ジャッジ】
デザイン ★★★
頑丈さ ★★★
サイズ ★★★★★
重量 ★★★★★
価格 ★★★★
取材・文/FURU