ネクタイの結び方の一つであるダブルノット。結び目が曲がってしまったり、上手く結べない人もいるのでは。今回は、ダブルノットの結び方と結び目が曲がってしまう原因などをご紹介します。
結び目が大きく細いネクタイと相性がよい〝ダブルノット〟
結び目が縦長に見えて厚みがあり大きいので、細いネクタイと相性がよいとされています。また、結び目が左右対称になりにくいので、セミウィンザーノットをマスターした人や、基本の結び方に十分慣れてからトライするのがおすすめです。
ダブルノットの結び方
1.大剣を上にしてネクタイのつなぎ目あたりでクロスさせます。
2.大剣を小剣の上から裏側に回して1周し、再び小剣の後ろから大剣を回して、形を整えながらもう1周します。
3.最後に、大剣を輪の中に上から通します。大剣を下へ引いて、結び目を小さく整えます。
ネクタイをダブルノットで結ぶと結び目が曲がってしまうのはなぜ?
ネクタイを結んでいると曲がってしまうのは悩みの1つ。ネクタイの結び方によっては左右対称に完成させるのが難しい場合が多いので、ネクタイ初心者はまず、プレーンノットなどの結び目を左右対称に作りやすい結び方からマスターすると良いでしょう。
【参考】ONLY ネクタイが曲がる理由とは?きれいに結ぶコツを紹介!
ネクタイのディンプル(えくぼ)をキレイにすると艶っぽい印象に
ディンプル(えくぼ)とは、ノット(三角形の結び目)の下の部分の事です。ディンプルを作ることで、ネクタイに立体感のある陰影ができて、のっぺりとした印象から自然な艶っぽい印象に変わります。
ディンプルをキレイに作る方法
ディンプルをキレイに作るには、最初からキツく結ばないことが大切です。最初は普通に結び、最後にギュッと結び上げる前に真ん中をくぼませ、凹凸を固定するようなイメージで作ります。
また、ディンプルを作りやすいネクタイの特徴として、生地や芯地の厚み、サイズ感、ハリなどが影響されてきます。ですが、慣れてくるとどのようなネクタイでも一定のディンプルが作れます。
【参考】SHAKUNONE えくぼ(ディンプル)がポイント!カッコよくてデキる男に見えるネクタイの結び方。
※データは2022年11月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ