お尻に根が生えそう!?雲のように快適なワークチェア「COFO Chair Premium」を使ってみた

2023.02.04

ライフスタイル

リモートワークにより椅子に座る時間が長くなってしまうと、お尻や腰が蒸れたり痛くなってしまうことは否めません。そんな弱点を克服した椅子が「ワークチェア」です。

ワークチェアとは事務作業用に設計・製作された椅子であり、オフィスチェアとも呼びます。しかしこれまでのワークチェアは、長時間の着座に耐え、デザインが美しくて人間工学にも考慮されたモデルがあまり存在しませんでした。

そこで今回レポートしたいのが、雲の上にいるような座り心地を堪能できるワークチェア「COFO Chair Premium」です。なんと応援販売サイト「Makuake」で応援購入総額が2億3319万2600円を記録しました。

それではさっそく紹介をしていくことにいたしましょう。

カラダに優しいワークチェア「COFO Chair Premium」を組み立ててみました！

まずは本体の開梱の儀です。なかなかの梱包サイズと重量につき、しっかりとした性能を携えた高級品であることが伺え、期待に胸が高鳴ります。

まず取り出したのは、ワークチェアの心臓部ともいうべき「脚」のパーツ。綺麗に五股とわかれ、キャスターつきで重量感たっぷりな威風堂々とした面持ちです。

これは背もたれの部分です。ガッチリとしたフレームの秘密は、アルミ合金の採用です。高い耐久性と安定性を有しています。

かなり巨大なワークチェアになる予感……組み立て後の寸法は、幅66×奥行69×高さ115～122cm。あらかじめ置き場所を確保する必要がありそうです。

組み立て時に床を傷つけないよう、プチプチシートが同梱されておりました。ネジ回しが同梱のため工具不要で助かりました。説明書に従い、どんどんと組み上げていきます。

シート側からレール状に伸びている部品に、足置きの「オットマン」をネジで固定します。。通常、椅子とオットマンは別々に用意すべきものですが、このチェアはオットマンが内蔵されています。おっとこれは便利！

フットレストの起こし方には少しコツがあり、左右のつまみを回して、ちょっと押し込んでから逆向きに引いて起こすとスムースに開けられます。収納する場合はその逆です。当初説明書を見ずに「フットレストが起こせない！」状態になり、とても焦りました。組み立て前に説明書は必ず読みましょう。

ちなみに座席の右下にあるグリップを回すと、背もたれの反発力を調整可能です。

ワークチェアの脚と座面とオットマンを一体化してみました。完成までもうすぐです。

組み立てに協力してくれた我が娘も、少々お疲れのご様子。というか今回のワークチェアは、病気のワタクシに代わり奥さんと娘に組み立てを託しており、ワタクシは撮影オンリーです。

ついに背もたれまで組み上がりました！　……というか、背もたれのパーツをネジ止めするだけですが、巨大かつ重いので、結構手間取ります。筆者だけは写真を撮っているだけなので手間取ってはいません。

手で押すとボヨンボヨンする、ワークチェア全体のカラダ接触面に貼られている超高質フルメッシュ構造状の素材は、反発力が抜群で、腰や尻の痛みを軽減してくれるだけでなく、一年中、ムレやダニも防止してくれます。この椅子に座り慣れてしまったら、もうほかの椅子になんか座れないや！　……なんて人は何人かはいることでしょう。

最後にヘッドレストをスライド状に差し込み固定して、ハンガーのパーツを取りつけて完成です。ハンガーが不要な人は外しても怒られません。

ちなみに人間の体重の10％ほどが頭の重さだといわれており、ヘッドレストのフィッティング感の問題は超重要課題。もちろん角度は前後に、高さは上下に調節が可能で、頸椎（けいつい）にジャストフィットします。おかげさまで頭と首を痛めません。

それにしても広い背もたれが特徴的です。この椅子に座れるサイズの人であれば、どんな人でも快適にお座りいただける可能性があります（個人差があります）。

とりあえず娘を座らせてみました。オットマンに脚を乗せてご満悦です。丁度お尻の部分が、婉曲した座面や背もたれに適度な反発力で接触するので、とても気持ち良いそうです。雲の上にいるみたい？……と聞いたら、返答はありませんでした。

背もたれを傾けていない状態で座った時は、このように、やや前のめりに「ショボーン」とした体勢になる場合もありますが……。

リクライニング機能を使い、フルラット、とまではいきませんが125度の角度にまで倒すことができるので、思わず笑みがこぼれます。リラックスしすぎて、このまま娘は寝てしまいました。やっぱり雲の上に行っているのではないかと思います。

ちなみにうつ伏せに海老（えび）ぞりで座ってはいけません。危険ですのでおやめください。

またこの体勢で床をキックして、キャスターを走らせて椅子をスィーっと移動させて遊ぶのも禁止です。

今一度まとめると、「COFO Chair Premium」は、高さと角度の調整機能を備えたヘッドレストを完備しており、座面はスライド可能で大腿部や下半身の負担を軽減するカーブ構造で、臀部も優しく包み込み、心地よいホールド感を実現してくれます。アームレストも高さ、幅、角度の調整、前後の移動が可能なので、腕を適正な位置で休ませることが可能な優れものです。

キャスター部分はPUホイール（ポリウレタンホイール。耐磨耗性、耐油性、耐薬品性がある）につき、静かに移動が可能で、床に傷もつきづらいので、フロアマットが無くても何とかなるかもしれません（不安であればマットを敷いても良いです）。椅子を移動させながら騒音計で測ってみましたが、ほぼ無音でした。

最後になりますが、もちろん座りながら、レバーを操作することで、座面の高さも変えることができます。油圧式なので、力もいらずスムースに動かせます。

これはお尻に根が生えそうです！