Kurasuは、シンガポールのコーヒーテック企業アクロニムが開発したカプセル式コーヒーメーカー「The Morning Machine」の販売を開始した。価格は66,000円。カラーはブラックとホワイトの2色を用意する。
豆に合わせた抽出メニューを選択できるほか、自分好みのレシピも作成可能
「The Morning Machine」は、カプセルタイプのコーヒー豆が本来持つフレーバーを最大限引き出すために生まれたコーヒーメーカー。一般的なカプセル式コーヒーマシーンは、どのカプセルに対しても同じ抽出が行なわれるが、本製品では豆に合わせた抽出メニューを選択できるほか、自分好みのレシピを作成することもできるのだ。
まず注目したいのは、抽出量、温度、圧力を自分でコントロールすることができるところ。抽出量を1~150gの間、温度を7〜98℃の間で自由に調節できるほか、圧力は蒸らしの時間であえて高くして抽出効率を高めたり、抽出の後半で低くしてネガティブな味が出ないように調整したりすることができるので、より自分好みの味わいを作ることが可能だ。
専用アプリには世界70以上の有名ロースターのカプセル情報を掲載
また、専用アプリ「Morningモバイルアプリ」と連携することで、カプセルごとの最適なレシピで抽出することが可能となる点にも注目だ。アプリには、世界にある70以上の有名ロースターのカプセル情報が掲載されているので、そのカプセルとアプリがあれば、「Morning Machine」にロースター推奨レシピをそのまま再現させることができるのだ。
さらに、標準で搭載されている10種類の抽出パターンを使えば、難しい操作もなく、エスプレッソやドリップコーヒーなどさまざまなタイプのコーヒーを、簡単に楽しむことができるのもポイント。忙しい朝やゆっくり味わいたい時など、シーンに応じた使い分けができるのも本製品の魅力のひとつだ。
給水タンク容量は850ml。置けるカップの高さは15cm以下 (トレイあり) 、25cm以下(トレイなし)。対応カプセルはネスプレッソカプセル、または互換性のある同形状のコーヒーカプセル。本体サイズは奥行40.2×幅10.2×高さ25.5cm、重さは約4.5kg。
製品情報
https://kigu.coffee/products/the-morning-machine
構成/立原尚子