毎秒20ℓの空気を放出！省エネ性能と速乾性を両立したダイソンのHEPAフィルター搭載ハンドドライヤー「Airblade 9kJ」

「ダイソン デジタル モーターV4」が毎秒20リットルの空気を放出

ダイソンは、省エネ性と速乾性に優れたHEPAフィルター搭載ハンドドライヤー「Dyson Airblade 9kJ」を発表した。

「Dyson Airblade 9kJ」は、同社が展開している「Dyson Airbladeハンドドライヤー」の最新モデル。開発に3年以上を費やしたという製品で、消費エネルギーを抑えながら素早く衛生的に手を乾かすことができる点が特徴だ。

「Dyson Airblade 9kJ」には、さまざまな独自テクノロジーが搭載されているが、なかでも注目なのが「Curved Blade(カーブド ブレード)デザイン」だ。

これは、毎分最大75,000回転する「ダイソン デジタルモーターV4」により、最高時速602 km（※1）のスピードで薄さ0.4mmの湾曲した2つの吹出口から空気を送り、ユーザーの手の輪郭に沿って流れることにより短時間で余分な水分を取り除くというもの。

しかも、強力な「ダイソン デジタル モーターV4」が、毎秒20リットル（※1）の空気を放出するので、「強モード」で使用した場合、10秒（※2）で手を乾かすことが可能なのだ。

連続気泡フォームと有孔ディスクで構成される消音装置を内蔵して静穏性も確保

また、連続気泡フォームと有孔ディスクから成る消音装置を内蔵し、気流がモーターを通過する際に発生する音を低減。これにより、「Dyson Airblade 9kJ」は、これまでで最も静かな「Dyson Airbladeハンドドライヤー」（※3）となった。

さらに、ユーザーの手を正確に感知することができる赤外線TOFセンサーを採用し、トイレの空気中に浮遊する微粒子（細菌とウイルスを含む）まで捕らえるH13規格の高性能HEPAフィルターも搭載する。

優れた省エネ性に加え、排出する二酸化炭素量も低減

そのほか、優れた省エネ性で、ランニングコストを削減できるのも本製品の魅力の1つだ。出力モードは「強モード」と「エコモード」を用意し、消費電力は「強モード」で900W、「エコモード」で650Wとなり、1回の乾燥にかかる消費エネルギーは、「エコモード」で使用した場合で、9.3キロジュールを実現している。

もちろん、環境にも優しく、1回の乾燥で排出する二酸化炭素量は「強モード」だと2.5g（※4）、「エコモード」だと2.1g（※4）を実現。ペーパータオルを使用した場合は17.1g（※4）となり、「エコモード」で使用した場合、ペーパータオルに比べて1回の乾燥で排出する二酸化炭素量を最大88%削減（※4）することができる。

本体サイズは高さ500×奥行き100×高さ450mm、質量は4.5kg。

価格はオープン。

※1　強モードで測定。
※2　強モードで使用した場合の乾燥時間は、NSF P335に基づき残留水分0.1gの測定値を使用して自社規格DTM769で測定。
※3　Dyson Airbladeハンドドライヤーと比較した平均の音量（ソーンで測定）。(2021年実施)
※4　電気機器とペーパータオルの環境への影響はCarbon Trustによって測定。計算はソフトウェアFootprint Expert Proを使用し、5年間の製品使用をベースに各使用国の加重平均を用いて実施。製品の乾燥時間はDTM 769を用いて評価。(2021年実施)

製品情報
https://www.dyson.co.jp/for-business/hand-dryers/airblade-9kj.aspx

構成／立原尚子