アシックスは、クッション性を重視したランニングシューズのロングセラーモデル『GEL-NIMBUS(ゲルニンバス)』シリーズから、フルモデルチェンジによってソフトな接地感と優れたクッション性を持たせた最新モデル『GEL-NIMBUS 25』を2月上旬より発売する。
『GEL-NIMBUS』シリーズは、1999年から展開しているアシックスを代表するクッション性を重視した高機能モデルのひとつで、「NIMBUS」はラテン語で「雲」を意味し、文字通り走りを軽く快適に感じさせ、雲の上で走っているような履き心地を提供するシューズ。
新クッション素材「PureGEL」を採用し、従来モデルのクッション素材よりも約65%やわらかく、約10%の軽量化を実現。よりソフトに快適な履き心地を追求している。
「もっとも快適性に優れたランニングシューズ」としてランナーが評価
足病医でシューズの快適性研究の第一人者であるThe Biomechanics Labのクリス・ビショップ博士(南オーストラリア大学の研究員。博士号取得以来、アスレチックシューズの研究を専門)に依頼し、『GEL-NIMBUS 25』の快適性を競合のランニングシューズや前作『GEL-NIMBUS 24』を含む5タイプで比較した独自の快適性テスト(対象者は100人のランナー:男性52人、女性48人)を2022年10月に実施。
参加者はデザインやブランドを認識できない状態のシューズを履き、トレッドミルを10km/hのペースで3分間走り、走り終えた後でかかと部のクッション性、前部のクッション性、前部の柔軟性や安定性などさまざまな快適性に関する項目について各シューズの評価を行なった。
その結果、『GEL-NIMBUS 25』は、もっとも快適性に優れたランニングシューズと評価されたという。
独自の設計思想「ASICS DESIGN」を初採用
「ASICS DESIGN」は、アシックスが定めた身体と心の両方にとって優れた構造設計を追求するための同社独自の設計思想。
人を常に中心に据えた科学的なアプローチを行い、身体や動きの特徴をあらゆる観点から詳細に分析する「ヒューマンセントリックサイエンス(人間中心の科学)」といった研究ポリシーは変えず、人に寄り添うことを目的とした研究開発を軸としている。
『GEL-NIMBUS 25』は、長時間の着用テストの実施やフィジカルと感性の両面を捉えた科学的な研究や持続的なイノベーションの構築など、機能は担保しながら心にも響くような開発指標を採用したシューズ。
女性ランナーの声に寄り添った一足
『GEL-NIMBUS 25』はメインターゲットを女性としており、女性のトータルランニングコーディネートからデザインのインスピレーションを得て開発された。
従来の機能訴求にフォーカスしたデザインではなく、「ASICS DESIGN」にも通ずる「やわらかそう」や「履き心地が良さそう」といった視覚的にも魅力が伝わるデザインを意識し、カラーや素材感や肌触りにまでこだわっている。健康や美容のためにランニングを習慣化しているような女性にもおすすめだ。
軽量でやわらかいクッション性はそのままに、約24%に植物由来の素材を使用したフォーム材「FF BLAST PLUS ECO」をミッドソール全面に採用。
足入れのしやすい機能性を持つ新たなニットの履き口構造を採用し、やわらかな足あたりのニットシュータンとともに快適な履き心地を実現した。
製品ラインアップ
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/nimbus
構成/KUMU