ここ数年の外食控えの影響もあり、注目を集めているのが食のセレクトショップ業界です。
カルディや成城石井、DEAN & DELUCAなどお馴染みのショップを見かけると、つい立ち寄ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
世界から集められた輸入食品が並ぶショップはかねてから人気ですが、今密かに話題になっているのが「和」をテーマにした食のセレクトショップです!
というわけで今回の記事では、今アツイ、ジャパニーズグルメセレクトショップを2店ご紹介。「久世福商店」と「AKOMEYA TOKYO」、それぞれのイチオシ商品をピックアップしてレビューしています。
【久世福商店(くぜふくしょうてん)】「大人のしゃけしゃけめんたい」他2点
久世福商店は、バイヤーが日本中を駆け回って厳選した旨いものや、生産者さんと共同開発したこだわりの一品を販売する食のセレクトショップです。
ジャパニーズグルメをメインとした食料雑貨店の先駆けともいえるお店で、2013年に1号店がオープンして以来数々のメディアで注目を浴びてきました。現在もイオンなどの大型ショッピングモールを中心に続々と店舗数を拡大しています。
「適正価格で良いものを提供する」という理念からあえて低価格は目指さず、一見すると少し価格がお高めなのが特徴です。しかしそれでもファンがつくのは確かな味と品質が為せる技。上品で高級感のあるパッケージから、ギフトや手みやげとしても鉄板になっています。
ちょっとだけ贅沢なジャパニーズグルメを味わうなら、久世福商店をおいて他にありません!
■久世福商店公式オンラインストア:https://kuzefuku.com/
①SNSで大バズりした「大人のしゃけしゃけめんたい」
そんな久世福商店のおすすめアイテム1つ目は、ほろほろの鮭フレークに辛子明太液を加えて瓶詰めにした「大人のしゃけしゃけめんたい」です!
■至福のひと時 大人のしゃけしゃけめんたい 80g
価格:637円(税込)
内容量:80g
カロリー:250kcal(100gあたり)
賞味期限:製造より360日
SNSでバズったこともあり、多数のテレビメディアで紹介されていたので見かけたことがある人も多いかもしれません。久世福商店の知名度を一気に全国区に広めた立役者ともいえる看板商品です。
中にはしっとりした鮭フレークが上品に詰まっています。
実をいうと、蓋を開けた時の筆者の正直な感想は「(量が)少ない…」でした(笑)
しかし食べてみるとなるほど味が濃いのでこの量でも意外とたっぷり使えそうだな、と思えます。
パサパサ感は全然なく、ついさっき蒸し焼きにされた鮭がほぐして入れてあるようなジューシーな旨味。もちろんマヨネーズとはベストマッチです。
このクオリティだとそれなりに価格がするのも仕方ないかもしれませんね…
そして外見からは想像がつかないのですが、思ったよりもかなりしっかりと辛味が効いています!「大人の~」の商品名は伊達じゃなく、ピリ辛というか、もう辛いです!
子供や辛いのが苦手な人だとちょっとの量でも刺激を感じるでしょう。辛い物好きなら超ハマる味、といったところでしょうか。
ご飯のお供はもちろん、おつまみやおにぎりの具材や、少しもったいないですが炒飯やパスタソースなどにも使えそう。アレンジ次第で楽しめる便利な1瓶だと思います。
色々使える度 ★★★
万人受け度 ★★
コスパ ★★
ハマる度 ★★★★
※チャートは筆者の主観です
②手軽にあの味が楽しめる「食べるすき焼き【究極の醤油 使用】」
久世福商店の2つ目のおすすめは、名前からしてインパクト大の「食べるすき焼き」です。
■食べるすき焼き 【究極の醤油 使用】 130g
価格:637円(税込)
内容量:130g
カロリー:189kcal(100gあたり)
賞味期限:製造より300日
すき焼きはもともと食べるものでは…?とツッコミたくなるネーミングでしたが、口コミの良さと甘辛味に惹かれて購入。見た目は牛そぼろのような感じで、蓋を開けると甘じょっぱい香りがしました。
そのまま少し食べてみたところ、確かにすき焼きです!
醤油とみりんと砂糖で味付けされたすき焼きを丸ごとギュッと凝縮させた感じ。お肉だけでなく、えのきやネギなどが入ってアクセントになっているところがなんとも良きです。
白米でももちろん美味しいのですが、豆腐にかけて肉豆腐にしたり、蒸しキャベツで包んで食べてもナイスなおつまみになりました。公式サイトによるとポテサラと合わせても美味しいとのこと。
クセがなくて食べやすいし、素直に日本人が好きな濃い目の味付けだと思います。個人的には今回の久世福の商品のなかでもイチオシです!
色々使える度 ★★★
万人受け度 ★★★★★
コスパ ★★★
ハマる度 ★★★★★
※チャートは筆者の主観です
③大人も子供も大好きな「あまおうの苺あんバター」
3つ目のおすすめは、パン・スイーツ部門から「あまおうの苺あんバター」です。
■あまおうの苺あんバター 125g
価格:560円(税込)
内容量:125g
カロリー:289kcal(100gあたり)
賞味期限:製造より240日
久世福商店は意外とジャムやコンポート系も充実していて、フルーツ系以外にもきなこや黒ゴマ、塩キャラメル、プリン、安納芋などバラエティに富んだラインナップが並んでいます。
なかでもオンラインショップのジャム部門ランキングで元祖あんバターを越えて堂々の1位だったのが、こちらのあまおう苺あんバターなのです。
見た目や香りに苺感はなく、しっとり塗りやすそうなペースト状になっています。
こしあんかと思いきや、若干の粒が残っているつぶあんです。
焼いたパンにそのまま塗ってシンプルに食べてみたところ、あんこの甘さが上品で美味しい!バターのコクもあり、これだけでスイーツを食べている満足感が味わえます。
ただ正直、「苺大福のような」といえるほどあまおう苺の味がすごくするかと言われたらそこまででもありません。ほんのり「苺が入っているんだな」と感じるくらいでしょうか。普通のあんバターペーストに比べると少しフルーティでさっぱり感が出ると思います。
パンやフレンチトーストのトッピング以外にも、白玉やお餅、アイスに乗せて食べたら最高に幸せそうなペーストでした。ただしこちらも内容量は多くはないので、たっぷり塗って食べたい派の人は要注意。
あっという間になくなる危険があります!
色々使える度 ★★
万人受け度 ★★★
コスパ ★★
ハマる度 ★★★★
※チャートは筆者の主観です