結婚式というと、純白のウェディングドレスを着て教会での挙式に臨み、その後、親戚や上司などゲストを多数招待して披露宴を開く…といった具合に、華々しいイメージを持つ人は多いことだろう。一方で、シンプルに教会式だけ、親戚との食事会、フォトウェディングなど、今は型にはまらない結婚式を選ぶ人も少なくない。
では、好まれる結婚式のスタイルに、地域差は存在するのだろうか?
タメニーはこのほど、20~39歳の未婚男女2,400人を対象に「地域別の結婚式への価値観」に関する意識調査を実施。その結果をグラフにまとめて発表した。
「結婚式をしたい」20~30代未婚者が最も多いのは「東北」
2,400人のうち、「結婚したい」と回答した1,648人に対し、教会式・神前式・人前式などの式、披露宴、二次会などからなる一連の結婚イベント(以下「結婚式」)について、自身が結婚する場合に行いたいと思うか聞いた。
「結婚式をしたい」と回答した人は「東北」が最も多く85.7%だった。以下、「近畿」(84.9%)、「中国」(84.3%)と続いた。「東京」で結婚式をしたいと回答した人は79.2%だった。
披露宴は南の地域ほどやりたい人が多い傾向。最多は「四国」、続いて「九州・沖縄」
先ほどの設問で結婚式をしたいと回答した20~30代未婚男女1,333人に、式(教会式・神前式)、披露宴、フォトウェディングなど、どのイベントを行いたいか聞いた。
「式(教会式)」を希望する人が最も多かったのは「北海道」(33.3%)、「披露宴」を希望する人が最も多かったのは「四国」(35.5%)、「フォトウェディング」を希望する人が最も多かったのは「東北」(31.3%)、「式(神前式)」を希望する人が最も多かったのは「北海道」(16.7%)という結果になった。
南に行くほど「披露宴」をしたいと考えている人が多くなる傾向が見られた。北海道では「披露宴」よりも「教会式」や「神前式」など式自体を重視する人が多いようだ。