パナソニック コネクトは、教育現場やオフィスの新たなニーズに応える液晶レーザープロジェクター「PT-CMZ50J」を2023年度第1四半期(2023年4月~6月)に発売すると発表した。価格はオープン。
5,200lmの高輝度も実現しているため、明るい環境での使用にも対応
近年、大学・専門学校をはじめとする教育現場では、対話しながら知見を深める双方向型授業が推進され、企業においても、社員が気軽に意見交換できる環境の整備が進んでいる。こうしたコミュニケーションを支える機器として、照明下でも見やすい映像を、場所を選ばず速やかに投写できるプロジェクターが求められている。
同社ではこのようなニーズに応えるため、超短焦点レーザープロジェクター「PT-CMZ50J」を開発。80型の大画面を1cmの距離で投写できる本製品は、壁掛けにも対応するなど場所を選ばず設置できるうえ、5,200lmの高輝度も実現しているため、明るい環境での対面コミュニケーションにも適している。
設置後の調整もスムーズに行なえるように「デジタルズーム拡張」機能なども装備
また、設置後の調整もスムーズに行なえるよう、投写サイズを調整できる「デジタルズーム拡張」機能や投写位置を上下・左右に最大12%ずつ動かせる「デジタル画像シフト」機能を搭載。超短焦点プロジェクターカテゴリ―(レンズ交換式を除く)で唯一、スクリーンセンターおよび周辺の電動フォーカスにも対応し、プロジェクター設置後、フォーカスをリモコンだけで簡単かつ精密に調整できる。
さらに、電源オン後 約1秒で投写できる「高速スタートアップ」や、プロジェクターを含めた機器を一括操作できるCECコマンド制御にも対応。ワイヤレスソリューションも豊富に取り揃えており、手持ちのデバイスから投写いただけるアプリに加え、CECコマンド制御との連携により、電源オンからコンテンツ共有までボタン1つで完結できるワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」も用意する。
そのほか、高効率な光学設計の採用により、ランプ方式の短焦点プロジェクターに比べ、輝度あたりの消費電力を約31%低減。環境にも配慮した製品設計を実現している、
主な仕様は、光出力が5,200lm、解像度がWUXGA(1,920×1,200ドット)。外形寸法は横幅495×高さ160×奥行き421mm(脚含まず)/横幅495×高さ176×奥行き421 mm(脚最小時)。質量は9.5kg。本体色はホワイト(PT-CMZ50JW)/ブラック(PT-CMZ50JB)。
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構成/立原尚子