シンセやブラス、ストリングス、ギター、ドラムなど全1018種の音色を楽しめる
ローランドは、自動伴奏やボーカルエフェクトなどのエンターテインメント機能を備えた多機能デジタルピアノ「FP-E50」を1月28日に発売する。価格はオープン。市場推定価格は132,000円前後。
「FP-E50」は、どこにでも持ち運んで演奏できるローランドの本格派ポータブル・ピアノ「FPシリーズ」の新モデル。「FPシリーズ」のスタイリッシュなデザインや機能を継承し、本格的なピアノとしての機能はもちろん、多彩な音色や自動伴奏、ボーカルエフェクトなども備えた多機能モデルとなる。
具体的には、グランドピアノさながらの弾き心地を叶える「スーパーナチュラル・ピアノ音源」と「PHA-4スタンダード鍵盤」に加え、ローランドならではのハイクオリティな音色を楽しめる音源システム「ZEN-Core シンセシス・システム」を搭載。シンセサイザーの名器やブラス、ストリングス、ギター、ベース、ドラムなど、全1,018種類の音色を楽しむことができる。
自動伴奏機能の搭載により1人でもフルバンド演奏が可能
また、「ZEN-Core シンセシス・システム」を利用した新しい自動伴奏機能を搭載し、1人でもフルバンド演奏を楽しむことが可能。
プロの作曲家によって新しく作成された177種類の伴奏スタイルは、ポップスをはじめ、ジャズやロックなど、さまざまなジャンルを用意し、指1本でコードを検出する初心者向けのモードから、鍵盤全体でコードを検出する上級者向けのモードまで、演奏レベルに合わせて伴奏をつけることができる。
インタラクティブ機能を使用すると、演奏に合わせて伴奏のアレンジや音量がリアルタイムに変化し、コードシーケンサー機能を使用すると、あらかじめ組まれたコードのとおりに伴奏が進行する。
さらに、マイク端子とユニークなボーカルエフェクトも搭載しているので、クオリティの高い弾き語りを楽しむこともできる。
「オート・ハーモニー」を使えば、鍵盤で演奏したコードに従って、リアルタイムで声を重ねることができ、「ボイス・トランスフォーマー」を使用すれば、声色を変えたり、ロボット・ボイスに変えたりすることも可能。
「ボーカル・デザイナー」を使えば、音程に自信がなくても、自分の歌声を鍵盤メロディーに乗せて奏でることができる。
作曲に便利なオーディオの多重録音機能も内蔵
そのほか、Bluetoothオーディオ/MIDI機能により、スマートフォンやタブレットをワイヤレスで接続して、ピアノ本体のスピーカーから好きな音楽を再生したり、レッスン動画などを再生して一緒にピアノを演奏したりすることも可能。Bluetooth MIDIを使用して、「Roland Zenbeats」などの音楽制作アプリも楽しめる。
加えて、「FP-E50」本体にも、作曲に便利なオーディオの多重録音機能を内蔵し、伴奏、左手と右手、ボーカルなど、1ステップずつ録音しながら、1曲を作り上げることが可能。電子楽器を楽しむコンテンツを提供する「Roland Cloud」との連携も可能で、多彩な伴奏スタイルや音色を追加することもできる。
外形寸法は幅1,300×奥行き322×高さ174mm(譜面立てを外したとき)。質量は17.1kg(譜面立て含む)。付属品はACアダプター、電源コード、譜面立て、ダンパー・ペダル(DP-2)など。
なお、別売り品として、専用スタンド「KSFE50」、専用ペダル・ボード「KPD-70」、キーボード・スタンド「KS-10Z」、「KS-12」、「KS-20X」、ダンパー・ペダル「DP シリーズ」、エクスプレッション・ペダル「EV-5」を用意する。
関連情報
https://www.roland.com/jp/products/fp-e50/
構成/立原尚子
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