Windows PCで気軽にプレイできるとして、PCゲームが流行している昨今。高性能なゲーミングPCでハイスコアを目指したい……と憧れている人も多いのではないでしょうか。
でも、多くの人がゲーミング PCは30万円とか40万円台超が当たり前……そう思って、諦めていませんか?
そこで本記事では、PCゲームデビューにありがたい、10万円台で購入できる〝格安ゲーミングPC〟を厳選。デスクトップ型、ノート型それぞれをご紹介します。
ゲーミングPCを10万円台で購入できる理由……使い方を考えて選ぼう!
PCゲームは、高い処理性能やグラフィック性能を求めるあまり、こだわり始めると、本体だけで30万円を超えることもしばしば。
しかし、各メーカーから10万円台で購入できる製品も数多く登場しており、プレイするゲームタイトルによっては、安価な製品でも十分快適に動作する可能性があります。
デスクトップ型を選べば、大きな筐体を活かし、ゲームプレイ時の発熱を処理しやすいといった特徴があります。一方、ノート型は設置場所を選びやすいのに加え、外付けディスプレイやキーボードといった周辺機器を必ずしも用意する必要がなく、気楽でかつ初期費用を抑えることができるかもしれません。
使い方によってどちらが適しているかは変わるので、プレイしたいゲームタイトルや使用環境を考えて、どのような製品を購入するのかを検討してみてください。
10万円台で購入できる格安デスクトップ型ゲーミングPC3選
まずは、デスクトップ型のゲーミングPCの中から、10万円台で購入できるおすすめの製品を紹介していきます。
高性能GPUを搭載した10万円台のコスパ優秀ゲーミングデスクトップPC【GALLERIA XA7R-R36】
コスパに優れたゲーミングPCを多く展開する、サードウェーブの「GALLERIA(ガレリア)」シリーズ。今回紹介するのは、公式サイトで16万9980円のデスクトップPC「GALLERIA XA7R-R36」です。
PCの作業領域を意味するメモリは16GB、データの保存容量を意味するストレージは1TB SSD。ヘビーなゲーマーには物足りない数字かもしれませんが、ゲーミングPCデビューには程よい性能ともいえます。
また、ゲーミングPCにおいて重要な「GPU」には、「GeForce RTX 3060 12GB GDDR6」という、比較的高性能なチップを採用しているため、映像処理能力に優れているのが特徴。比較的安価ながら、PCゲームのグラフィックをしっかりと楽しみたいという人におすすめです。
※価格・構成については、2023年1月中旬時点の情報です。最新情報についてはドスパラにてご確認ください。
【参照】ドスパラ/ GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
メモリ、ストレージ容量カスタマイズできる10万円台のゲーミングデスクトップPC【G-Tune PM-A】
日本国内生産のPCメーカーとしても知られるマウスコンピューターのゲーミングデスクトップPC「G-Tune PM-A」は、初期搭載OSがWindows 11、CPUにAMD Ryzen 5 4500、GPUにGeForce GTX 1650を採用しています。
G-Tune PM-Aだけでなく、マウスコンピューターから販売されているPC製品のほとんどに共通する特徴ですが、メモリやストレージ容量、デスクトップPCにおいては使用する電源などを、購入時にカスタマイズできるようになっています。
ゲーミングPCにとってメモリ容量やストレージ容量は、快適な動作性や、使用期間に関わる重要なポイントなので、自分好みに選択できるのは魅力といえるでしょう。公式ストアでの販売価格は13万9800円からとなります。
人気メーカーのゲーミングデスクトップPCがまさかの11万4800円! 10万円台のおすすめ PC【ROG Strix G10DK】
PCやスマートフォン、PC周辺機器を多く展開する人気メーカー、ASUSのゲーミングシリーズより販売されている「ROG Strix G10DK」は、公式サイトでの販売価格が11万4800円と、ゲーミングデスクトップPCとしてはかなり安価に購入できるのが特徴。
搭載CPUはAMD Ryzen 5 3600X、GPUはGeForce GTX 1650。メモリ容量は8GB、ストレージ容量は256GB SSDとなります。ゲーミングPCとしては控えめなスペックなので、負荷の比較的少ないゲーム向けではありますが、販売価格を考えれば十分なスペックといえるでしょう。
10万円台で購入できる格安ノート型ゲーミングPC3選
ここからは、10万円台で購入できるノートPC型のゲーミングPCを紹介していきましょう。
第12世代 インテルCoreプロセッサを採用したレノボのゲーミングノートPCが10万円台で購入可能!【Lenovo Legion 570i 15.6型】
レノボのゲーミングシリーズ「Legion」の「Lenovo Legion 570i 15.6型」は、15.6型の液晶ディスプレイを採用したゲーミングノートPC。構成によって販売価格は異なりますが、最小構成では、公式ストアより14万4870円で購入できます。
最小構成の場合でも、搭載CPUはインテル Core i5-12500H、GPUはGeForce RTX 3050Ti、メモリ8GB、ストレージ512GB SSDとなります。公式ストアで用意されている最大構成の販売価格は25万円弱にまで昇りますが、CPUやGPU、メモリ、ストレージの構成によって様々なモデルが用意されているため、使い方を吟味して購入するのがおすすめです。
【参照】レノボ/ Lenovo Legion 570i 15.6型
スタイリッシュなデザインとハイスペックを両立した10万台のおすすめゲーミングノートPC【GF63-11UD-5027JP】
ゲーミングPCブランドとして支持を集めるMSIのノートPC「GF63-11UD-5027JP」。ディスプレイサイズは15.6インチ、薄さ21.7mm、質量1.86㎏と、ゲーミングノートPCとしては持ち運びやすいサイズ感に収まっているのに加え、シンプルでスタイリッシュなデザインを採用しているので、ビジネスシーンで活用するのもおすすめ。
解像度はフルHDと極端に高いわけではありませんが、リフレッシュレートは144Hzに対応しているので、滑らかな動きが楽しめます。搭載CPUはインテル Core i7-11800H、GPUはGeForce RTX 3050 Ti、メモリは16GB、ストレージは512GB SSD。
こちらはAmazon限定モデルとなっており、MSI公式サイトでの販売はありませんが、執筆時点(2023年1月中旬)での販売価格は、14万9800円と、手を出しやすい価格になっています。
17型大画面ディスプレイを搭載したハイスペックゲーミングノートPCも10万円台!【ROG Strix G17 G713IM】
デスクトップPCも紹介したASUSのROGシリーズですが、ゲーミングノートPCも豊富に販売されているのが特徴。今回紹介するのは、17型の大画面ディスプレイを採用した「ROG Strix G17 G713IM」です。
大画面ディスプレイは144Hzの高リフレッシュレートに対応しており、ベゼルが細く設計されているため、没入感の高い映像が楽しめます。搭載CPUはAMD Ryzen 7 4800H、GPUはGeForce RTX 3060、メモリ16GB、ストレージ512GB SSDと、構成も十分なハイスペック。公式サイトでの販売価格は17万9800円と、コスパに優れたゲーミングノートPCとなっています。
【参照】ASUS/ ROG Strix G17 G713IM
※データは2023年1月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/佐藤文彦