ネクタイは、結婚式やビジネスシーン、就活などの場で欠かせないアイテム。結び方は様々ですが、それぞれの持つ印象は変わってきます。結びやすさや相手に与えたい印象によって、自分にあったネクタイの結び方を探してみましょう。
目次
ネクタイの結び方①〝プレーンノット〟は結婚式、就活やビジネス、学生など様々なシーンで活用できる
プレーンノットは、ネクタイの結び方の中で一般的な結び方とされています。結び目が小さめですっきりとした印象で、結び方の難易度が低いことが特徴です。
プレーンノットの結び方
1.大剣を上にして重ねて、小剣に1周巻き付けます。
2.首元のスペースの内側から大剣を通します。
3.大剣で作った輪の中に小剣を通します。
4.最後に形を整えます。
ネクタイの結び方②首元に華やかさの出る〝ダブルノット〟
ダブルノットは、基本であるプレーンノットの結び目をさらに1周巻いて2重にする結び方でプレーンノットの応用と言われています。程よくボリュームの出る結び目は、プレーンノットよりも縦長にすっきり見え、首元へ華やかさを出す効果があります。
〝ダブルノット〟の結び方
1.大剣を小剣の上に重ねます。
2.大剣を1周させます。
3.大剣をさらにもう1周させます。
4.大剣でつくった輪の中に小剣を通します。
5.最後に形を整えます。
ネクタイの結び方③スマートな印象になる〝セミウィンザーノット〟
セミウィンザーノットは、やや横広がりの逆三角形が特徴。結び目の大きさは、プレーンノットとウィンザーノットの中間ぐらいです。ウィンザーノットほど大きな結び目にはなりませんが、プレーンノットよりは存在感があって個性が出せる結び方です。
セミウィンザーノットは、結婚式などのフォーマルな場から、ビジネスシーンまで対応できる結び方でもあります。
セミウィンザーノットの結び方
1.大剣が小剣の上にくるように重ねます。
2.大剣を首元のスペースに通して、前側から巻き付けます。
3.大剣を通して右手側に回します。
4 大剣を首元のスペース後ろ側から通します。
5.大剣で作った輪の中に小剣を通します。
6.最後に形を整えます。
ネクタイの結び方④結婚式などで落ち着いた大人の雰囲気を演出したいなら〝ウィンザーノット〟
しっかりとした美しい逆三角形を作りやすいウィンザーノットは、結婚式などで落ち着いた大人の雰囲気を演出できます。結び目が美しく、首元にボリュームが出るので、襟が左右に大きく開いたデザインのシャツにも似合います。
ウィンザーノットの結び方
1.大剣が小剣の上にくるように重ねます。
2.大剣を首元のスペース後ろから前に通して、右手側に巻きます。
3.大剣を小剣の裏側に通して左側に回します。
4.大剣を首元のスペースに前から後ろに通して右手側に巻きます。
5.大剣を首元のスペース後ろ側から通し、できた輪の中に通します。
6.最後に形を整えます。
【参考】FABRIC TOKYO 【結婚式のネクタイ選び】周りと差をつけられる結び方や色柄のマナーとは?
【編集・監修協力】FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)
※データは2022年11月下旬時点での編集部調べ。
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文/山田ナナ