3.2KWの充電器がなんと6台分もある「Rakuten STAY VILLA 鴨川」
ということで、目的地を、2023年2月にグランドオープンする、豪華すぎる内装、広さ、そして無人チェックイン/アウトでもおなじみのRakuten STAY VILLA最新の1軒である「Rakuten STAY VILLA 鴨川」に決定。プレオープン滞在が叶ったのである。しかも、駐車場に設置された3.2KWの充電器はなんと6台分もあるから、万が一、電気自動車が多数、押し寄せてもまずまず安心だ(利用無料)。
Rakuten STAY VILLA 鴨川は、鴨川シーワールド近く(歩いていける)の立地で、総敷地面積4511.15㎡。2階建て戸建てタイプのヴィラが全16棟立ち並び、メゾネットタイプの1棟の床面積は2LDKのスタンダードタイプで117㎡~という広さ(10名まで宿泊可)。2棟あるスイートルームに至っては約300㎡もの広さを誇る(12名まで宿泊可)。全棟にウッドデッキテラス、サウナ、人工温泉、プロジェクター、フルキッチン、洗濯乾燥機などを完備し、スイートルームはベッドルーム×2、12畳の和室(就寝可)、3か所のトイレ、2か所のバスルームのほか、プール、自動演奏ピアノ、冷蔵庫の飲み物サービス、ビールサーバー(3リットル)、シアタースペースまで用意されているのだから驚く。そのうち、スタンダードタイプ7室、スイート1室の合計8室がペット同伴可のヴィラとなる。
料金は1棟貸しで、スタンダードタイプが3万円台~、スイートが9万円台~とされ(シーズンによる。変更の可能性あり)、最大宿泊可能人数からすれば、1人当たりの料金はかなりリーズナブル(一例として、スタンダードタイプが4万円としても、4人で泊まれば1人1万円!?)。宿泊のみのプラン(食事は自炊または近隣のレストラン利用)に加え、2食付きプラン(夕食は金目鯛と豚のしゃぶしゃぶ、海鮮BBQ、船盛、かずさ牛すき焼き、かずさ牛BBQ。朝食は和洋選択)もある。
筆者は愛犬連れで実際に滞在したが、近くにドラックストア、スーパーマーケット、コンビニもあり、立地はなかなか。駐車スペースはスタンダードタイプが1台、スイートは2台分ある。200Vの充電設備はペット宿泊可能なD棟前の駐車スペースにあった(スイートルーム前にも欲しいところだが・・・)。ボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorの充電も、翌朝10時には、しっかり100%になっていたから、安心して出発することができたのである。
そんな、電気自動車の充電設備があるホテル、リゾートは、人間用であれば探すことは難しくない。が、愛犬同伴型リゾートホテルとなると、まだまだ少数派となる。しかしあきらめることはない。筆者が滞在経験ある宿でも、あのDOG DEPTがプロデュースする「DOGDEPT GARDEN HOTEL KARUIZAWA TERRACE」に最近、200V、6Kwが2台分(利用無料)設置されている。
DOGDEPT GARDEN HOTEL KARUIZAWA TERRACE
愛犬同伴型リゾートホテルの& WAN九十九里のグループ施設である、アソビラシリーズの1軒、「Asovillage(アソヴィレッジ)in九十九里」に200V、6Kwが1台分(利用無料)、軽井沢では「ART HOTEL DOGLEG軽井沢」に200V、6Kw(有料)が用意されている(ホテルのオーナーも電気自動車を所有)。
電気自動車のドライブ旅行で、バッテリー残量、走行可能距離に不安があり、途中で急速充電する時間がもったいないと感じる人でも、そうした滞在先を選べば、バッテリー残量、走行可能距離に対する不安は一気に解消されるに違いない。実際、電気自動車のボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorで愛犬とともに往復約300kmの1泊2日のドライブ旅行に出かけたボクがそうだったのだから・・・。
文・写真/青山尚暉