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EVユーザーのドライブ旅行におすすめ!充電設備付きで安心して泊まれる宿「Rakuten STAY VILLA 鴨川」滞在記

2023.01.24

2022年は日本の電気自動車元年とも言うべき年だった。トヨタbZ4X、スバル・ソルテラ、日産アリア、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞の日産サクラ、三菱ekクロスEVを始め、輸入車もまさにEV祭り的に新型車をリリース。カーボンニュートラルに向けて、いよいよ電気自動車がより一層注目され、200万円台から手に入る日産サクラや三菱ekクロスEVが象徴するように、電気自動車がより一層、身近に感じられる時代へ突入したと言っていい。

電気自動車でドライブ旅行に出かける時に気になる航続距離

よって、これからは電気自動車でドライブ旅行に出かける人も増えていくはずだが、やはり気になるのは航続距離。バッテリーが20kWのサクラやekクロスEVのWLTCモードでの走行可能距離は180kmとされているが、エアコンなどを使った実質走行可能距離は130km程度。78kWバッテリーを積むボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorでも、カタログスペックの航続可能距離は463kmだが、実際には満充電で380km程度となる。

電気自動車の基本的な充電方法は、自宅での200V充電だ。78kWのボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorを200V、6kWの充電設備で充電すれば、バッテリー残量10%から100%までは約12時間。ドライブ出発前の夜から充電すれば、朝起きたときにはほぼフル充電されているということだ。

しかし、高速走行をしていると、バッテリー残量、航続可能距離はどんどん減っていく。例えば、東京都心から、今回、ボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorで訪れた南房総鴨川までの距離は片道約100km、往復で約200kmだが、観光などであちこち回れば300kmぐらいに達するかも知れない。1回はどこかで充電することになりそうだ。

ドライブ中の充電では、高速道路のSA/PAでの急速充電が手っ取り早いが、充電器の数はほとんどが1基。例えばアクアラインのうみほたるも1基、東名海老名SAの3基、東名足柄SAの2基はほぼ例外と言っていい。しかも、東名海老名SAに3基あっても、3基ともに使用中ということもあったりする。空いていても30分+の滞在時間、空いていなければ、先に行くか、そこで60分+の滞在時間になりうる。これは、先を急ぐドライブ旅行では、時間がもったいない。予約したランチに間に合わないかも知れないのだ。やはり、満充電で出発し、余裕を持ったドライブプラニングが不可欠となる。

 

ところで、人間だけのドライブ旅行なら、高速道路のSA/PAなどでの30分+の急速充電を行っている間、施設内でお茶、食事をするなどして時間をつぶすことができる。これは効率的な充電時間の使い方だ。が、ペット連れだとそうもいかない。施設の館内にペットと入れないからである(一部のドッグカフェ併設施設を除く)。テラス席があっても、雨の日、猛暑日、極寒環境では、そこでゆっくりすることはままならないだろう。もちろん、車内にいることもできるのだが。

電気自動車でのドライブ旅行、バッテリー残量や走行可能距離にビビりながらのドライブは精神的にいいはずもなく、楽しさも半減。そこで今回のボルボXC40 Recharge Ultimate Twin Motorによる愛犬連れドライブ旅行の目的地選びで思いついたのが、滞在先の宿に充電設備があるところを選べばいい・・・ということ。200Vでも6Kwであれば、チェックイン時間の午後3時から、翌朝のチェックアウト時間の10時、11時まで充電すれば、よほどの大容量バッテリーでない限り、ほぼ満充電になっているはず。であれば、翌朝からのドライブ旅行、帰路も安心快適に電気自動車のドライブを楽しめるというわけだ。

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