小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

ショッピングローンとクレジットカードの分割払い、お得なのはどっち?

2023.01.24

欲しいものが高額で、どうしても一括で購入できないという場面に出くわしたとき、分割であれば購入できそうだと頭の中で計算をしたことはありませんか。

分割払いは基本的に2つの方法から選ぶことができます。

1.クレジットカードの分割払い
2.購入店舗で用意されている信販会社や銀行のショッピングローン

選択肢があるということで、どの分割払いを利用するのか悩んでしまうこともあるでしょう。

今回はこの2つの分割払いに焦点を当てて、どちらがコストを抑えられ、そして自分に合っているのかを確認していきましょう。

購入金額と返済回数、手数料からみた合計金額を比較

まずクレジットカードとショッピングローンの違いについて見ていきましょう。

 

クレジットカードの分割

ショッピングローン

利用時

所有クレジットカードを渡して支払回数を伝える

支払い回数を決めて、新規申し込み

手続き

所有していないときは申し込み。所有済みの場合は不要

店舗で用意されているローンに申し込み、または銀行へ行って申し込み

金利

高め

低め

審査の有無/審査の時間

限度額内であれば審査不要

/早い

今回は購入金額と返済回数、手数料からみた合計金額を分かりやすく比較するため、クレジットカードはdカード、ショッピングローンはオリコとイオン銀行として、内容を進めていきます。

手数料や総コストで見るのも良いですが、それぞれに特徴があり、そこが魅力と思うこともあるので、トータルで確認してみるのがいいでしょう。

■50万円を12回払いで利用した場合

 

dカード

オリコショッピングローン

イオン銀行サブカルローン

実質年率(金利)

12.0%~14.75

1,7%~16,0

3.8%~8.8

毎月の支払額

45,024円(初回)(14.5%で計算)

45,016円(2回目以降)

43,100円(初回)(5.495%で計算)

42,900円(2回目以降)

43,679円(8.8%で計算)

トータルコスト

540,200円

515,000円

524,148円

そのほか

100円につき1ポイント付与の特典のほか、購入から90日間までお買物あんしん保険付き

利用店舗により、無金利や金利の%が違うため、上記はあくまで目安となってしまう

イオン銀行という信頼性と低金利が魅力的

トータルコストで見るとショッピングローンがお得

50万円を12回払いで支払う場合、ショッピングローンとクレジットカードのトータルコストを比較すると、その差額は25,200円にもなり、ショッピングローンが最もコストを抑えて利用することができるのがわかります。

しかし、クレジットカードではポイント付与があり、100円で1ポイント付与のタイプであれば5,000ポイントも獲得することができるという特徴も見逃せません。

そのほか、お買物あんしん保険(ショッピング保険)があることも魅力と言えるでしょう。

表の通り25,200円の差があったとして、5,000ポイントを獲得し、1ポイントを1円として利用した場合でも20,200円の差は出てきてしまうので、クレジットカードを使うときは、手数料を抑えるのか、ポイントが欲しいのかを考え、ショッピングローンの金利を確認してから決めるのがおすすめです。

ショッピングローンとクレジットカードのどちらを使うか迷ったときは

ショッピングローンは金利が低い分、毎月の支払額が抑えられるのがメリットですが、利用店舗により金利に違いがあったり、利用店舗のポイント付与の有無があったりもします。

なかには分割30回まで金利手数料を無料としているところもあります。

そうなるとショッピングローンを選んだ方がお得と言えます。

クレジットカードとの大きな違いは、店舗で新規申し込みをして審査結果を待つというところでしょう。

もちろん、審査に落ちてしまったときはショッピングローンを組むことはできません。

一方、クレジットカードはすでに審査が終わった状態で所有しているため、新規申し込みも審査も必要なく決済ができるメリットがあります。

分割であっても、ポイントの付与があり、種類によってお買い物保険がついているため、ポイントをたくさんもらえ、購入商品を持って帰宅しているなかで、破損や盗難に遭ってしまったときの補償があります。

ただ金利は高めなので、ショッピングローンよりも多めの支払額になってしまうことは理解しなければいけません。

■クレジットカードの分割のメリット、デメリット、向いている使い方

・メリット

ポイント付与がある。
お買物保険が付いている場合もある。
所有していれば審査不要で、限度額内にて決済ができる。

・デメリット

金利が高め。

・向いている方

ポイントが好きな方。
購入後の持ち運びが心配な方。
ローンの新規申し込みが心配な方。

■ショッピングローンのメリット、デメリット、向いている方

・メリット

金利が低めでとタールコストが抑えられる。
申し込み後の審査が早い。

・デメリット

銀行のローンは審査結果まで日にちがかかる。
新規申し込みが必要となる。

・向いている方

支払額を抑えながら分割を利用したい方。
審査に心配がない方。

このことから、トータルコストを抑えたい方はショッピングローン、ポイントや保険に魅力を感じる方やショッピングローンの審査に落ちてしまったという方はクレジットカードによる分割を選ぶのが良いでしょう。

文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁
運営会社 株式会社バリューファースト
紙媒体の編集者を経て、フリーライターとして独立後WEBと紙媒体のライターに携わり、クレジットカード研究Labの編集責任者。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年11月15日(金) 発売

DIME最新号は「2024年ヒットの新法則!」、永尾柚乃、小田凱人、こっちのけんと他豪華インタビュー満載!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。