2023年に流行りそうなスイーツは!? プヂン、ネオ和菓子などNEXTトレンド予想4選
ズコット、飲むわらび餅、台湾カステラ、夜パフェ、ボトルスイーツなど、2022年も数々のユニークなスイーツが注目を浴びました。
2023年もスイーツブームは留まることなく、カフェやコンビニのみならずお取り寄せや道の駅、自動販売機など多方面に展開しています。
というわけで今回は、2023年に流行りそうな4つのNEXTトレンドスイーツをご紹介。プヂンやネオ和菓子など、SNSやメディアで話題のおすすめスイーツがこちらです!
①プヂン
1つ目にご紹介するのは、ブラジルの伝統的なプリン=「プヂン」です。
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<オーニシ(@o_ni4)さんのインスタグラム投稿より>
近年は固めでレトロな喫茶店風プリンがブームの傾向でしたが、プヂンも同じくしっかり固めな食感。砂糖ではなくコンデンスミルクを使ったずっしり濃厚な味わいに加え、ココア風味のスポンジ生地と2層になっているのが特徴です。
本格的なプジンが食べられるお店はまだそこまで多くないため、気になる人は大ブレイクの前にチェックしておくのがおすすめ。東京都内や大阪の一部カフェや喫茶店、コーヒー店などで、自家製プヂンを味わうことができます。
クックパッドなどのレシピ検索サイトでは簡単な作り方が掲載されているので、手作り派はこちらも覗いてみてください。
コンビニやカルディなどの販売情報は今のところありませんが、SNSの口コミによると以前はローソンストア100でプヂンを購入することができたとの情報もアリ。プヂンが再びコンビニスイーツ市場に参戦する日も近いかもしれませんね!
②ルリジューズ
2つ目のNEXTトレンドスイーツは、フランス菓子の「ルリジューズ」。クリームが入った大小2つのシューを雪だるまのように積み重ね、つなぎ目にバタークリームを絞った伝統菓子です。
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<ぺこちゃん(@minette_bonbon)さんのインスタグラム投稿より>
バタークリームのレース模様や見た目が修道服に似ていることから、「ルリジューズ=修道女」と名付けられたのだとか。そしてルリジューズの1番の推しポイントもまた、その見た目にあります!
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<Aya・Rinrin(@aaaaayk_y)さんのインスタグラム投稿より>
シューにはツヤツヤに輝くフォンダンがかかっていて、ピンクやグリーン、ブルーやレッドなど、トゥンカロンを彷彿とさせるカラフルでカワイイ姿はSNS映えは必至。パリの街角にあるケーキ屋さんでは定番になっているという、なんともおしゃれなスイーツです。
中身のクリームにはチョコやキャラメル、ピスタチオやフランボワーズなどがあり、味のバリエーションも楽しむことができます。
日本では主にフランス菓子を扱うケーキ屋さん(パティスリー)やカフェのアフタヌーンティーなどで味わうことができます。
おすすめは世田谷区にある「パティスリールリジューズ」や、銀座や青山にサロンを構える「ラデュレ」など。パティスリールリジューズでは看板商品としてルリジューズを販売しており、季節ごとに違った味が並ぶ人気店なので気になる人はぜひ足を運んでみてください。
③ハイブリッドスイーツ
3つ目は、数年前から種類が増え続けている「ハイブリッドスイーツ」です。
ハイブリッドスイーツとは、「既存のスイーツ×既存のスイーツ」から生み出される新感覚スイーツのこと。昨年話題をさらった「クロッフル(クロワッサン×ワッフル)」やアメリカで大流行した「クロナッツ(クロワッサン×ドーナッツ)」などが有名ですが、ここ数年も新たなハイブリッドスイーツが続々と登場しています。
なかでも筆者イチオシの2023年に流行りそうなハイブリッドスイーツは、シュークリーム×カヌレをかけあわせた「シュヌレ」です!
シュー生地で焼いたカヌレはカリカリサクサクの軽い食感で、中にはフルーツが丸々入っていたりと萌え断要素もアリ。もともと定番人気のシュークリームと根強いファンがいるカヌレの掛け合わせとあって、今後メディアの注目度もさらにアップしそうな予感です。
他にもすでに口コミ人気が高い「クレープブリュレ(クレープ×クレームブリュレ)」や、「クロフィン(クロワッサン×マフィン)」「あんチーズケーキ(あんこ×チーズケーキ)」「フィナンシェサンド(フィナンシェ×サンドウィッチ)」「フレンチバウムクーヘン(フレンチトースト×バウムクーヘン)」なども2023年のトレンド入りしそう。
④ネオ和菓子
4つ目のおすすめは、「ネオ和菓子」。「進化系和菓子」ともいわれていて、伝統的な和菓子に一工夫加え、「映え」と新感覚の美味しさを実現した注目のスイーツです。
白い見た目が美しい「フルーツ羊羹」や、和洋折衷の味を楽しめる「生キャラメル羊羹」、カラフルでクリアなアートが描かれた「映え羊羹」など、羊羹だけでも多種多様。ネオ和菓子は本来洋菓子に使われる素材やフルーツなどを取り入れているものが多く、和菓子に馴染みのない若い世代でも抵抗なく食べられるのが特徴です。
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<nao(@naopooh33)さんのインスタグラム投稿より>
他にも華やかな見た目と変わり種素材が話題の「進化系おはぎ」や、SNSでバズった寒天菓子「空ノムコウ」、夢かわカラーが女子ウケ抜群な「干菓子」、宝石のようにキラキラ輝く「琥珀糖」など、和菓子とは思えない華やかなものばかり。
そのおしゃれで上品な見た目からギフトや手土産にも大人気で、目上の方や海外の方にも喜ばれるお持たせとして注目を集めています。
2023年もスイーツ商戦から目が離せない!
おしゃれで美しい見た目はスイーツの真骨頂ですが、一方でここ数年はヨーロッパやアメリカ、日本などの伝統菓子にも改めて注目が集まっている傾向です。
定番のショートケーキを缶ボトルに入れたボトルケーキのように、知名度の高い人気スイーツにアイデアを加えた「おもしろさ」や人に見せたくなる「映え」がSNS世代の心を掴むポイントといえそうですね。
これまで以上に激化しそうなスイーツ商戦から今後も目が離せません!
文/黒岩ヨシコ
編集/inox.