[リヒテンヘルド]ドイツ製リヒトミューレショートステムS
ガラスの球体の中に小さな羽根が見えるこのオブジェ。本品はドイツ語では「リヒトミューレ」、英語で「ラジオメーター」と呼ばれるもので、もともとは理科の実験器具として作られたものだ。
写真=クリア
燦々と太陽光が降り注ぐ出窓や、ディナーの雰囲気を盛り上げるテーブルキャンドルの脇など、さまざま光に当てて、この知的なオブジェを楽しみたい。
製造はドイツのガラス工房「リヒテンヘルド」社。熟練の職人によってひとつひとつ手作りされた、極めて品質の高いリヒトミューレは、太陽光や白熱灯、キャンドルの光を受けることで、中の羽根がクルクルと回り出すのだ。
写真=アイアンブルー
羽根は銀色の面と黒い面を持つ。光をより多く吸収する黒い面が熱を持ち、両面の温度差による気体分子の運動量の違いで回転する。
ガラスによってすべて透けて見える内部には、電源コードも機械仕掛けもない。とても不思議で、ロマンチックなオブジェ。出窓などの明るい場所に飾り、少し謎めいたインテリアとして楽しみたい。
国内でも珍しいリヒトミューレの専門店である「金田屋リヒトミューレ」が製作した、紙のブックカバーと栞が付属。
[リヒテンヘルド社]
ドイツ製リヒトミューレショートステムS 7,800円
球の直径約6cm、全体の高さ約12.5cm、約40g。ガラスほか。ブックカバーと栞が付属。ドイツ製。
※手作り品のため気泡、僅かなキズ、色みや形状の違い、回転速度、光への反応の違いがあります。
文/DIME編集部