各世代の18~26歳当時とZ世代の現在を比較した性生活・性意識の変化
友人や知り合いとの風俗利用経験率について、Z世代は「行ったことがある」が22.6%となっており、他世代の18~26歳当時の平均と比較すると、25.3%低い結果となった。
マスターベーションの時に使用するオカズについては、Z世代は、第3位に「アダルトマンガ」がランクイン。一般の方が作品(イラスト・マンガ・小説)を投稿・閲覧できるコミュニケーションサービスの登場が、オカズに変化を与えているのかもしれない。
また、バブル世代の18~26歳当時と比較してみると時代とともにオカズが変化していることがわかる。
マスターベーションの時に使う媒体について、各世代の18~26歳当時を比較してみると、テクノロジーの進化とともに、「携帯・スマホ」「PC」などの割合が高くなり、Z世代は「携帯・スマホ」で見る人が8割以上という結果に。
参考にしている性の情報源(オカズ情報、セックスのハウツー、性に関する悩みの解決方法など)については、Z世代は、他世代の18~26歳当時と比較して、「Twitter」(18.1%)、「YouTube」(16.5%)などのネット情報を参考にしている人が多く、一方で、「雑誌、本」、「友人や知人」の割合が低い傾向が見られた。
また、Z世代の約4人に1人(24.5%)は「情報を集めていなかった」と回答しており、能動的に性の情報を集めていない人の割合が他世代の18~26歳当時と比較して多い結果に。
知っておきたい/習っておきたい性に関する情報について、Z世代は「避妊の仕方」(22.5%)、「性感染症」(31.2%)が、他世代の18~26歳当時と比較して高い結果となった。
また「性的同意」や「セクシャリティや性自認、性的指向」の割合が他の世代より高いこともZ世代の特徴といえるだろう。
調査概要
調査タイトル:全国の男性の性生活・性意識に関する調査
調査主体:TENGA
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国/ 男性/ 18~57歳
世代:Z世代(18~26歳)、ミレニアル世代(27~35歳)、Y世代(36~42歳)、ロスジェネ世代(43~51歳)、バブル世代(52~57歳)
調査期間:2022年12月6日~12月9日
関連情報:https://www.tenga.co.jp/topics/category/g-tenga/
構成/Ara