生前整理含めた人生が終わりを迎えるための準備に、「終活」という便利な呼称が付けられて久しい。しかしそのカジュアルさとは裏腹に、「終活」について、親と話し合いができているという人は意外と少ないのではないだろうか。
AlbaLinkはこのほど、親が健在の500名を対象に「親が亡くなった時に不安なことに関する意識調査」を実施。しその結果をカウントダウン形式で発表した。
親が亡くなったときに不安なこと1位「相続・金銭面の手続き」
「親が亡くなったときに不安なこと」について尋ねたところ、「相続・金銭面の手続き」と回答した人が230人で圧倒的に多かった。以下、「不動産の処分・管理」(158人)、「自分のメンタル」(75人)、「お葬式の挙げ方・費用」(71人)、「家の片づけ・遺品整理」(67人)と続いた。
「終活について親と話したことがあるか」と尋ねたところ、、「ない」と回答した人が68.6%と7割近くにのぼった。
終活について親と話したことがないと回答した343人を対象に「終活について親と話さない理由」について尋ねたところ、「親がまだ元気」と回答した人が33.5%に上り、圧倒的に多かった。以下、「機会がない」(19.8%)、「話しにくい」(15.5%)、「親が嫌がる・嫌がりそう」(13.1%)と続いた。
<調査概要>
調査対象:親御さんがご健在の方
調査期間:2022年12月7日~17日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性276人/男性224人)
回答者の年齢:10代 1.0%/20代 19.2%/30代 33.6%/40代 28.8%/50代 15.4%/60代 2.0%
出典元:株式会社AlbaLink
構成/こじへい