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「Twitter Blue」が日本でもスタート!月額料金、使える機能、SNSの反応をチェックしてみた

2023.01.15

「Twitter Blue(ツイッターブルー)」は、米ツイッター社が2021年6月にローンチした初の有料サブスクリプションサービスだ。

ツイッターブルーイメージ3

アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスなど一部の地域のみで利用可能だったが、2023年1月11日に日本でも提供が開始され話題になっている。

というわけで今回は、現時点で判明しているツイッターブルーの月額料金や無料版からアップデートされた新機能、口コミなどをまとめてご紹介する。

※記事内の情報は日本時間で2023年1月13日時点のもの

月額料金や使える機能、SNSの反応まとめ

ツイッターブルーの料金

ツイッターブルーの月額料金は、申し込みをするプラットフォームによって異なるので注意が必要だ。

【月額利用料】

ウェブサイト

iOS

980円

1,380円

ウェブサイト経由(ブラウザから)の申し込みは980円だが、iOS経由(iPhone・iPadなどのアプリから)の申し込みだと1,380円と、400円上乗せされる。

ツイッターブルースクショ1

ツイッターブルー(ウェブサイト版申し込み画面)

ツイッターブルースクショ3

ツイッターブルー(アプリ版申し込み画面)

ちなみに、ツイッターブルーをウェブサイトから申し込んだとしてもスマホアプリで利用することは可能だ。その場合も同機能(※)が使えるため、申し込みはウェブからした方がお得になる。

※もとからウェブ版のみで使用可能な機能を除く

無料版ツイッターからアップデートされた機能やメリット

ツイッターブルーのユーザー(「サブスクライバー」と呼ばれるらしい)になると、投稿後の編集機能やファイルサイズが大きい動画のアップロードなどこれまで使えなかった機能が使えるようになる。

契約者にはアカウント名に「認証バッジ」と呼ばれる青いチェックマークが付与されるのも特徴だ。

ツイッターブルーイメージ1

■認証マークの付与

ツイッターブルー登録時に電話番号認証を行い、承認されるとアカウントに青いチェックマークが付く。

■ツイートを編集

投稿後30分以内であれば5回まで内容の編集ができる。

■アンドゥツイート(ツイートの取り消し)

取り消し時間内(5秒〜60秒)であれば投稿したツイートが公開される前に取り消すことができる。

■ブックマークフォルダ

ブックマークフォルダを整理することができる。

■長尺動画のアップロード

最大60分、ファイルサイズ2GBまでの動画(1080p)をアップロードできる。

※ウェブ版のみ

※ファイルサイズが大きい動画のアップロードについての詳細はこちら

■カスタムナビゲーション

選択したコンテンツや機能を2~6つまでナビゲーションバーに表示させることができる。

■カスタムアプリアイコン/カスタムテーマ

背景やスマホのツイッターアプリのアイコンデザインを変更することができる。

■話題の記事

フォロー中のアカウントやフォロワーの間で多く共有されている投稿が自動で一覧化される。

■リーダーモード

長いスレッドを読みやすいデザインに変換して表示することができる。

その他にも、近日公開予定として公表されているのが以下の機能だ。

■返信・@ツイート・検索結果で一番上に表示される

■表示される広告数が半分になる

尚、上記の内容は抜粋なので詳細についてはツイッター社の公式サイトを確認してほしい。

※Twitter Blueについて|Twitterヘルプセンター  https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue

SNSの反応と個人的に気になること

ツイッターブルーについて、SNS、主にツイッターの口コミを見てみた。

ツイッターブルースクショ2

まず「料金が高い」というつぶやきが多い。月額1,000円以下で見られる動画サブスクも多いなか、ツイッターだけに980円も出せないというのが多数の意見だった。

他には、現状では広告表示がなくならないことや、認証に時間がかかる点などに不満をもらす声があった。

良い口コミとしては、投稿の取り消し・編集機能やブックマーク編集機能が便利という意見が多かったように思う。長尺動画や画質のきれいな動画を投稿できるのはビジネス面にも有用だという口コミもあった。

また、アカウント(恐らくこれまでのツイートの内容)によっては申し込み時点で利用不可の案内が出ることもあるということだ。

【ツイッターブルーで個人的に気になる点】

①「ツイッターブルー」アイコンをクリックしたときに案内される月額利用料が「期間限定」と明記されているのは個人的に気になる。今後値上げする可能性があるのだろうか。

②公式サイトのツイッターブルーについての解説に「さまざまな機能をいち早く利用できる」とある。ツイッタブルーで新たに使えるようになった機能を、将来的に無料版にも付与する予定があるのだろうか。

③以前アメリカで話題になった偽アカウント急増問題の対応策は十分なのだろうか。ツイッターブルーを契約・認証に至れば、直接的ではないが認証バッジを「購入」できることになる。契約には電話番号認証やその他諸条件があるため、現段階では最低限のなりすまし対策はされているように思う。

④無料版のツイッターは使えなくなるのか。これは、筆者のように無料でゆるゆるとツイッターを使って情報収集したい輩にとっては死活問題だ。ただ、現在のところはどのメディアを見ても無料版ツイッターサービスが将来的になくなるようなことは書かれておらず、現段階では有料・無料版サービスを並行して提供する方向性のようだ。

ツイッターブルーは有料サービスとして定着するのか

月額980円(iOS版は1,380円)のサブスクサービス、ツイッターブルー。

正直、値上げラッシュで生活の困窮が取りざたされているいまの日本で普及させるのは、なかなか難しいのでは…というのが調べてみての感想だ。月額1,000円近く支払ってツイッターを運用するのは企業や著名アカウントなどのプロが主なのではと個人的には思う。

ツイッターブルースクショ4

しかし、今後のアップデートや動向次第では風向きも変わってくる可能性もある。現状では大多数を占める無料版ツイッターユーザーが手を引くことがない限り、引き続き注目度が高いSNSプラットフォームであることは間違いないだろう。

文/黒岩ヨシコ

編集/inox.

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