会社では出世や昇給を目指すのが当たり前……。そんな価値観も今は昔。多様な生き方・ライフスタイルが尊重される現代では、旧時代の枠組みにとらわれない仕事観を持っているビジネスパーソンも多いことだろう。
そこでQ.E.D.パートナーズはこのほど、企業で社員として働く男女200名を対象に「出世・給与」に関する意識調査を実施。その結果に回答コメントを添えて発表した。
57.5%の人が出世に興味がない?
出世欲の有無について尋ねたところ、「出世したくない」と回答した人が15%、「出世に興味ない」と回答した人が42.5%となり、57.5%の人が出世に後ろ向きであることがわかった。
「出世したくない」と回答した人からは以下のようなコメントが寄せられている。
・ライフワークバランスを崩したくないので。
・出世をすると今よりも責任を持たなければならないし、忙しくなると思うからです。
・給料も変わらないのに仕事量ばかりが増えるから。
・一度いわゆる出世コースへ進んだが育児と仕事の両立が私には難しかった。管下をまとめることも向いていなかった。
・転勤なども有り、基本的に地域で働きたいと、コロナ以降思っているので、出世はしないです。
「日常的に接する上司の仕事に関する印象」について尋ねたところ、「とても大変そう」と回答した人が26.5%、「大変そう」と回答した人が57.0%となり、合計83.0%の人が「大変そう」と感じていることがわかった。
「同世代の平均給与と比べてどのくらいの給与が理想か」と質問したところ、「同世代の平均より少し多ければOK」と回答した人が38.0%で最多となった。以下、「平均と同額」(28.0%)、「1.5倍~2倍程度」(20%)と続いた。
「年収1000万円だけど激務or年収500万円で普通の業務量ならどちらが良いか」と二者択一を求めたところ、激務の年収1000万円を選んだ人は16.0%にとどまった。
「仕事とプライベートどちらが充実しているのが理想的か」と質問したところ、「仕事内容イマイチ、給与は平均的だがプライベートがそこそこ充実してる」と回答した人が76.0%と、他の選択肢を抑えて大多数を占めた。
<調査概要>
調査方法:インターネットのクラウドサービスによる選択式および記述式
対象者:200人
調査時期:2022年12月24日~25日
有効回答数:200
調査期間:自社調査
出典元:株式会社Q.E.D.パートナーズ
構成/こじへい
@DIME公式通販人気ランキング