事実婚やパートナーシップ宣誓制度など、従来の婚姻制度にとらわれない価値観が社会に実装されつつある。その一方で、少子高齢化は深刻化する一方だ。
こうした社会の変化や社会問題に対し、イマドキの18歳はどう向き合っているのだろうか?
そこで日本財団はこのほど、全国の17歳~19歳男女1,000名を対象に「価値観・ライフデザイン」に関する意識調査を実施。その結果を発表した。
多様なパートナーシップ制度、大多数の18歳が「賛成」と回答
多様なパートナーシップ制度への賛意について調べたところ、賛成であると回答した人の割合はそれぞれ、「事実婚」が79.5%、「選択的夫婦別姓制度」が78.3%、「パートナーシップ宣誓制度」が81.0%という結果になった。
少子高齢化についての考えについて調べたところ、「非常に危機感を感じる」と回答した人が37.3%、「やや危機感を感じる」と回答した人が36.8%となり、合計74.1%の人が危機感を覚えていることがわかった。
少子高齢化に対する現在の政府の対応についてどう思うか尋ねたところ、「十分である」と回答した人はわずか3.7%にとどまった。
<調査概要>
第52回「価値観・ライフデザイン」
調査対象:全国の17歳~19歳男女、計1,000名
実施期間:2022年12月2日(金)~12月5日(月)
調査手法:インターネット調査
出典元:公益財団法人 日本財団
構成/こじへい