新プラットフォーム採用により従来機種よりバッテリー性能も向上
ソニーは、ストリーミング対応ウォークマンの新製品として、ハイエンドモデル「NW-ZX700シリーズ」とコンパクトモデル「NW-A300シリーズ」の2シリーズ3機種を1月27日に発売する。
ラインアップは「NW-ZX700シリーズ」が「NW-ZX707」(64GB)の1機種、「NW-A300シリーズ」が「NW-A307」(64GB)と「NW-A306」(32GB)の2機種。
いずれも価格はオープンで、市場推定価格は「NW-ZX707」(64GB)が105,000円前後、「NW-A307」(64GB)が57,000円前後、「NW-A306」(32GB)が46,000円前後。
両シリーズともに、Android 12.0を搭載しストリーミング再生が可能なほか、新規プラットフォーム採用により従来機種と比較してバッテリー性能が向上。また、AI(人工知能)技術により、圧縮音源をハイレゾ級の高音質にアップスケールする「DSEE Ultimate」機能は、Bluetoothを使ったワイヤレス再生時やストリーミングサービス利用時にも適用可能となり、これらにより、音楽専用機としての使い勝手の向上と、より長時間の音楽再生を実現した。
NW-ZX700シリーズ〜DSDネイティブ&リニアPCMのハイレゾ音源再生に対応
φ4.4mmのヘッドホンバランス接続対応と、ハイレゾ再生対応のフルデジタルアンプ「S-Master HX」の搭載により、DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM(最大384kHz/32bit)のハイレゾ音源の再生に対応したハイエンドモデル。
ウォークマンのフラッグシップモデル「WM1シリーズ」にも採用されている高音質技術とパーツを継承することにより、音の透明感や広がり、表現力、低音の力強さを向上させている。
また、バッテリー性能の向上により、最大約25時間の連続再生が可能。さらに、5.0インチの大画面のタッチスクリーンディスプレイを採用することで操作性を向上しつつ、持ち運びも快適にできるサイズを実現した。
ストレージ容量は64GBで、microSDメモリーカードスロットも装備。無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 5.0に対応し、BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDをサポート。最大外形寸法は幅72.5×高さ132.3×奥行16.9mm、重量は約227g。本体カラーはブラック。
NW-A300シリーズ〜AI技術により圧縮音源をハイレゾ級音質にアップスケール
あらゆる音源を有線でもワイヤレスでも、音楽専用機ならではの高音質で再生可能なハイレゾ対応コンパクトモデル。上位機種で培った技術やパーツを採用し、音の広がりや透明感、表現力、低音域の締まりが向上。また、バッテリー性能の向上で、最大約36時間の連続再生が可能だ。
ストレージ容量は32/64GBで、microSDメモリーカードスロットも装備。無線通信はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 5.0に対応し、BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDをサポート。最大外形寸法は約56.5×98.4×11.8 mm、重量は約113g。本体カラーはグレー、ブルー、ブラックの3色を用意する。
関連情報
https://www.sony.jp/walkman/
構成/立原尚子