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スマホで動画を見る人は画面だけでなく本体のサイズや画面の比率を確認すべき理由

2023.01.13

YouTubeやNETFLIXといった動画コンテンツが流行していることもあり、スマートフォンには6.5インチ前後の大画面ディスプレイを搭載したモデルが多く登場しています。

画面サイズの大きなスマートフォンは、動画視聴やゲームなどで迫力が出るため有用ですが、「大きくて持ちにくい」「ポケットでのおさまりが悪い」といった使いにくさを感じるシーンも。そのため、スマートフォンを購入、機種変更する際には、画面サイズを重要視している人も多いでしょう。

もちろん、画面サイズは握り心地を左右する大きな指標の1つですが、実際にデザイン面でスマートフォンの使いやすさを左右するのは画面サイズだけではありません。本記事では、スマートフォンの購入前に検討してほしい、デザイン面での注目ポイントについて紹介していきます。

スマートフォン購入時には画面サイズだけじゃなく「画面比率」にも注目

画面サイズとともに注目してほしい大切な要素の1つに、「画面比率」があります。これは、「アスペクト比」ともいわれる、ディスプレイの縦横比率のことです。

スマートフォンによっては、公式HPに画面比率が直接記載されていないこともありますが、ほとんどの場合はディスプレイ解像度が記載されているため、ディスプレイの縦と横の比率を計算できます。

画面比率が19.5:9のiPhone 14 Pro

画面比率21:9のXperia 1 IV

代表的なモデルでいえば、「iPhone 14」シリーズは4モデル共通で19.5:9、「AQUOS R7」は13:6、「Xperia 1 IV」は21:9となります。AQUOS R7のディスプレイサイズは6.6インチ、Xperia 1 IVのディスプレイサイズは6.5インチと、ディスプレイサイズの数値は近くなっていますが、比率は大きく違うためにボディ寸法が異なり、その結果、握り心地に差が出ます。

スマートフォンの「画面サイズ」と「本体サイズ」は違う! 注目は「厚さ」?

意外と混同しがちなポイントですが、スマートフォンの仕様に記載されている「画面サイズ(ディスプレイサイズ)」と「本体サイズ」が異なることも、見逃せない重要なチェックポイントです。

画面サイズは(ディスプレイサイズ)は、映像が映し出されている範囲の大きさ。スマートフォンでいえば、タッチ操作できる領域と近似します。一方、本体サイズは、スマートフォン自体の寸法を指すため、ディスプレイの外側の縁や、本体の厚さも合わせた数字となっています。

上部にベゼルを搭載したXperia 1 IVとベゼルレスのiPhone 14 Pro。ディスプレイサイズと本体サイズの関係に影響する

同じディスプレイサイズの製品でも、モデルによって縁の幅などが異なるため、握り心地は様々。また、握った際のフィット感という意味では、ボディの厚みの違いも大きく影響するため、薄いスマートフォンが好みなのか、ある程度厚みのあるスマートフォンのほうが好みなのかを把握しておくと良いでしょう。

左からGoogle Pixel 7 Pro、iPhone 14 Pro、Xperia 1 IV。端末によって厚みはさまざま

また、〝握り心地〟というよりは、〝持ち心地〟に関する部分ですが、質量も操作感を左右するポイント。許容できる重さは人それぞれですが、手に合わない重さのスマートフォンを使っていると、手首にストレスがたまったり、操作したい場所へ指を伸ばしにくいといった問題が起きることもあるので、注意してスマートフォンを選びましょう。

画面サイズだけじゃなく「ディスプレイのデザイン」や「側面のデザイン」にも注目

デザイン面で握り心地を左右する要素には、「ディスプレイのデザイン」も挙げられます。ディスプレイのデザインは、主に「フラットディスプレイ」と「エッジディスプレイ」に分けられ、「エッジディスプレイ」はディスプレイの左右が湾曲したデザインを意味しています。2022年発売のスマートフォンでいうと、「Google Pixel 7 Pro」や「Galaxy S22 Ultra」などが、エッジディスプレイの代表的なモデルとして挙げられます。

エッジディスプレイ搭載のGoogle Pixel 7 Pro

フラットディスプレイ搭載のGoogle Pixel 7

一方、「フラットディスプレイ」はその名の通り、ディスプレイが平面になっているデザインのことで、iPhoneシリーズやGalaxy S22、Google Pixel 7などがこれに該当します。

エッジディスプレイは、側面までディスプレイが広がっているという特徴から、動画やゲームといったコンテンツに迫力が出やすいという特徴がある反面、スマートフォンを握った際に誤作動を起こしてしまう心配があります。一方、フラットディスプレイは一般的に誤作動が少なく、扱いやすいのが特徴です。

エッジディスプレイ、フラットディスプレイのどちらが良いかは好みの分かれる部分なので、ご自身の使い方を配慮してモデル選びに役立ててください。

また、意外と見落としがちなのが本体側面のデザイン。エッジディスプレイを搭載している場合は、側面も湾曲していることがほとんどですが、フラットディスプレイを搭載している場合は、側面が平らか、カーブしているかに大きく分類できます。

Google Pixel 7(左)とiPhone 14 Pro(右)。どちらもフラットディスプレイを搭載しているが、側面のデザインは大きく違う

フラットディスプレイを採用したスマートフォンでいえば、iPhone 14シリーズやXperia 1 IVは側面も平面なのに対し、Google Pixel 7は側面がカーブしたデザインを採用しています。ここも、握り心地に関わる部分なので、購入前にデザインを確認しておくとよいかもしれませんね。

※データは2023年1月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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