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この1足で練習も大会もカバー!優しい反発と快適な履き心地が特徴のアディダスのランニングシューズ「アディゼロ SL」

2023.01.13

軽さは正義――。クルマやバイク、変わったところだとスマホなど、あらゆるものに当てはまる”真理”のような言葉だが、これ、ランニングシューズにもそれはあてはまります。

一般的に高いクッション性をもつシューズは重くなりがちですが、その中で240gという軽さを実現した「ADIZERO SL(アディゼロエスエル)」を紹介します。

日々のトレーニングに最適なロングセラーモデル

アディゼロ SLの「SL」はスーパーライトの略。これからも分かるように、このシューズは軽さが特長のランニングモデルです。古くは1972年に「SL72」というモデルが発売されていましたが、そこからモデルチェンジを繰り返しながら今回のモデルまで、継続的に発売されてきたアディダスを代表するランニングシューズです。

さてこのシューズに”軽さ”は、ミッドソールとアッパーの素材が要因になっています。

このシューズは普段のジョギングに使いやすい高いクッション性をもったシューズです。先述しましたが、一般的にクッション性が高くなると重くなりがちですが、このシューズは250gを切る軽さを実現しています。その軽さの要因になっているのが、ミッドソールに採用された“LIGHTSTRIKE EVA”と“LIGHTSTRIKE PRO”の2つの素材です。

ミッドソール全体に使用している“LIGHTSTRIKE EVA”は、着地の際に安定感をもたらしたり、長期間使用してもヘタりにくい耐久性をもった素材です。

さらにそのミッドソールの内側、前足部に採用されているのがクッション性、反発性、弾力性などの特徴がある“LIGHTSTRIKE PRO”という素材です。アディダスの中でも速さが求められるレース用シューズなどに採用されています。

どちらも軽量な素材ですが、異なった特徴をもつ素材を配置することで、軽さ、クッション性、反発性のバランスが取れた走り心地になっています。

またアッパー素材にも軽量素材が使用されています。“LIGHT WEIGHT SANDWICHMESH”は薄手でありながら足あたりもよく、履き心地は快適。しかも柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどいいサポート感で足を包んでくれます。

軽さにフォーカスしたシューズですが、実は耐久性もあり長期間の使用が可能。つま先からかかとまで、びっしりと厚手のアウトソールが張られています。この“HIGHGRIP RUBBER”は耐久性だけではなく、高いグリップ力をもった素材で、路面を捉えてしっかりと前に進む推進力をもたらしてくれます。

普段のジョギングに使用してみた

さて気になる使用感ですが”軽さ”を感じる走り心地でした。240gという重量から受ける印象以上に軽快さが際立つ印象。フワっとした着地感もありながら、ほどよく反発もあるので、スムーズに足が回しやすいシューズです。

まず感じたのは安定感です。ミッドソールの幅が広く作られているので、ピタっと着地して次の動きにつなげやすい、そんな感じがありました。

そして薄底感がありました。ソールは厚いのですが、アディダスらしい路面をダイレクトに感じるのも不思議な感覚です。いずれにせよ、ソフトな履き心地と反発がありつつもクセが少ない、そんな印象のシューズです。

あと感じたのは快適性です。履き口周りに厚手のクッションがあり、カカト周りを優しくホールドしてくれます。

シュータンにも厚みがあって、シューレースを結んでも圧迫感が少ない印象。長時間履き続けても痛みなどは少ないと思います。そこまで長く走っていないですが、マラソンなど長い距離を走っても快適なまま走り終えることができるでしょう。

手ごろな価格というところもポイントです。近年ランニングシューズの価格が上がっていて、普段履くジョギング用のシューズでも2万円近くするものもあります。しかしこのアディゼロ SLは1万4300円。買いやすくてガシガシ使いやすい、そんなシューズでもあります。

近ごろ話題のカーボンプレートは入っていませんが、それがゆえに勝手にペースが上がることもなくコントロールもしやすい。普段履きのスニーカーとして使いながら、たまに走る。そんな使い方もできると思います。

推進力が優しく、走らされている感覚がないので初心者ランナーにもおすすめ。初めてのマラソン挑戦にも最適なランニングシューズです。

アディダス アディゼロ SL
価格:1万4300円

取材・文/今 雄飛(こんゆうひ):ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行うかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン

 

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