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どっちがお得?mineoの「格安SIM」料金プランの賢い選び方

2023.01.12

ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの通信4キャリアよりも、月々の通信料を抑えやすいとして知られる「格安SIM(MVNO)」。オンラインでの契約が主ですが、近年は一部の家電量販店などでも契約できるため、注目している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな格安SIMを提供するMVNO会社の中でも知名度の高い、「mineo(マイネオ)」の料金形態やオプション内容についてご紹介します。

格安SIM「mineo」の料金プランをチェック!

まずは、執筆時点(2022年12月中旬)で、mineoから提供されている料金プランを確認していきましょう。mineoには、月々に使用できるデータ通信量によって料金が変わる「マイピタ」と、最大通信速度から選ぶ「マイそく」の2つが用意されています。

「マイピタ」「マイそく」のどちらでも、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の3つから、好きなものを選べるのがmineoの特徴。スマートフォンごとに対応している周波数帯は異なるため、今使っているスマートフォンを継続してmineoでも使用する場合には、もともと使用していた通信キャリアと同じ回線を選ぶのがおすすめです。

月々に使用できるデータ通信量から選ぶmineoの料金プラン「マイピタ」

「マイピタ」は、月々に使用できる「基本データ容量」ごとに支払い料金が変わるプラン。月額の通信費という意味では、スタンダードともいえる形態でしょう。

「マイピタ」の場合、データ通信のみが利用できる「シングルタイプ」と、データ通信に加えて音声通話が利用できる「デュアルタイプ」のどちらかを選択できます。月々に使用できるデータ通信量と料金は下図の通りです。

シングルタイプ

1GB:月々880円
5GB:月々1265円
10GB:月々1705円
20GB:月々1925円

デュアルタイプ

1GB:月々1298円
5GB:月々1518円
10GB:月々1958円
20GB:月々2178円

格安SIMに近い、オンライン専用という形態で提供している、ドコモの「ahamo」が月々20GB/2970円、ソフトバンクの「LINEMO」が月々20GB/2728円であることを鑑みると、割安であることがわかります。

最大通信速度によって支払い料金が変わるmineoの「マイそく」

「マイそく」は、月々のデータ通信量に制限がない代わりに、最大通信速度によって料金が変わる、少し珍しいプラン。こちらも、データ通信のみの「シングルタイプ」と、データ通信+音声通話が利用できる「デュアルタイプ」の2つが用意されていますが、月額料金はどちらのタイプでも共通となっています。

「スタンダード(最大1.5Mbps)

月々990円

プレミアム(最大3Mbps)

月々2200円

ライト(最大300kbps)

月々660円

24時間データ使い放題

1回330円

最大通信速度によって料金が変わるので、Wi-Fi環境にいることが多い人や、通話がメインの人、サブ回線が欲しい人などにおすすめの料金プランとなっています。

独自のパケットサービスが豊富に用意されているのもmineoの特徴! それぞれの料金は?

mineoには、余ったデータ通信量をシェアしたり、対象のサービスを契約することで、データ通信量がもらえるサービスが多数用意されています。

通信が混み合う時間帯の利用を避けて特典をゲットできる「ゆずるね。」

「ゆずるね。」は、データ通信が混み合う平日(月曜日~金曜日)のお昼12時~13時の間、データ通信をほかのユーザーに“ゆずる”、つまり自身のデータ通信を控えることで、特典がもらえるサービス。

利用するには、11時半までに「ゆずるね。宣言」を行い、12時から13時の間はデータ通信量を数MBに収めることができれば、1回としてカウント。毎月の達成回数に応じて、データ通信量といった特典が受け取れます。

全国のmineoユーザーと通信量を共有できる「フリータンク」

契約しているデータ通信量が余った際には余剰分をタンクに入れ、足りない際にはタンクからもらうことができるのが、「フリータンク」というサービス。タンクは、全国のmineoユーザーと共有になっています。

利用するには、「マイネ王アカウント」と「eoID」の連携認証が必要となります。

mineoは家族での利用もおすすめ? 余ったデータ容量をギフトとして贈れる「パケットギフト」

「パケットギフト」は、余ったデータ容量をほかのmineoユーザーにギフトとして贈れるサービス。「フリータンク」が全国のmineoユーザーでデータ容量を分けあうサービスなのに対し、「パケットギフト」は、特定のユーザーに対してデータ容量を送れるため、家族間、友人間で使いやすいサービスといえます。

ギフトとして使用できるデータ容量は、10MB以上9999MB以下。ただし、mineo契約から45日間は、6GB/月までとなります。受け取ったギフトの有効期限は、送られた月の翌月末までとなります。

mineoと一緒にサブスクサービスを契約するとデータ容量がもらえる「パケ増し」

mineoでの契約に加えて、「hulu」や「U-NEXT」、「日経電子版」といったサービスを契約することで、月々に使用できるデータ容量をもらえる「パケ増し」も便利。もらえるデータ容量は、mineoで契約している基本データ容量や、サブスクサービスの種類によって変わります。

特徴的なのが、対象のサブスクサービスを複数利用している場合、それぞれでもらえるデータ容量が加算される点。毎月1日の0時時点で対象コンテンツの契約をしていれば、毎月10日ごろに追加のデータ容量が付与されます。

mineoの契約に事務手数料といった初期費用はかかる? 料金支払いの発生日は?

mineoで契約をする場合、契約事務手数料として3300円が発生するのに加え、SIMカード発行料(またはeSIMプロファイル発行料)として、440円/枚が必要となります。契約する際には、これらの初期費用がかかると覚えておきましょう。

また、月の途中でmineoの契約を行った場合、利用開始月の月額料金は日割り計算での請求となります。

※データは2022年12月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/佐藤文彦

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