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CES2023が開幕!注目はソニーとホンダが造った最新EVやシャープのVR用ヘッドセット

2023.01.07

世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2023」が、現地時間の1月5日に米ラスベガスで開幕した。8日までの4日間、173ヵ国から3200を超える企業・団体が出展する。前日の1月4日にはLGエレクトロニクス、ハイセンス、パナソニック、TCL、サムスン、ソニーなど多くのメーカーがメディアイベントを開催した。

主催のCTA(Consumer Technology Association)によれば、今年の注目分野はモビリティ、メタバース、ヘルスケア、農業、サスティナビリティなど。中でもモビリティは近年、CESの主要テーマのひとつとなっていて、会場であるLVCC(Las Vegas Convention Center)に昨年から新設されたウエストホールには、多くの自動車関連企業が出展している。

ソニー・ホンダがEV新ブランド「AFEELA」を発表

昨年、ソニーグループと本田技研工業の戦略的提携によって誕生した、ソニー・ホンダモビリティからは、EV新ブランド「AFEELA」のプロトタイプが発表された。同社会長兼CEOの水野泰秀氏によれば、「AFEELA」は凹凸のないエクステリアが特徴で、前面には様々な表現が可能な「Media Bar」を配置。その活用方法については、今後パートナーやクリエイターとともに模索していくという。

ソニーのセンサー技術とホンダの安全性能、様々なインテリジェントテクノロジーを組み合わせて安心安全を実現するため、内外に合計45個のカメラ、センサーを搭載。クアルコムの最新SoCとの組み合わせで、世界最高基準の自動運転、および先進運転支援システムを目指すとしている。

また車内ではユーザーに最高のエンターテインメントを提供するとも。発表イベントには、エピック・ゲームズCTOのキム・リブレリ氏や、クアルコムCEOのクリスティアーノ・アモン氏もゲスト登壇した。「AFEELA」は2025年に発売、北米で2026年春に納車予定となっている。

ソニーはこのほか、2023年2月22日に発売予定の『PlayStation VR2』についても、詳細を発表。『グランツーリスモ7』や『Beat Saber』など、30タイトル以上が対応することを明らかにした。

パナソニック、シャープからもVRヘッドセットが登場

VR関連ではこのほかにも、CESに合わせて複数の発表があった。パナソニック子会社のShiftallは、5.2KのハイエンドVR用ヘッドセット『MeganeX』と『MeganeX Business Edition』を正式発表したほか、装着したままものを掴んだり、キーボードのタイピングができるVR用コントローラー『FlipVR』を発表。『MeganeX』は2023年の3~4月頃、24万9900円で発売予定。『FlipVR』は2023年中の発売を目指す。

またHTCからも、VR/MR用のヘッドセット『HTC VIVE XR Elite』が正式発表された。HTC NIPPONによれば価格は17万9000円で、1月6日から事前予約受付が開始される。重さ625gの軽量かつ小型のヘッドセットで、『Meta Quest Pro』と同様にスタンドアローンでの利用が可能な一体型。VRのほか高解像度のXRパススルーを用いたMR体験や、対応Androidスマートフォンからのストリーミングも可能となっている。

このほかシャープからも、同社初となるVR用ヘッドセットのプロトタイプが公開されている。

スマートフォンの開発で培った技術やノウハウを応用した、約175gという超軽量ボディが特徴。スマートフォンと接続して使用するもので、ディスプレイは4K(2K×2)で、リフレッシュレートは120Hzをサポート。ポリマーレンズを用いた独自のカメラモジュールを搭載し、MRを実現する「カラースルー映像表示機能」や、VR上に周囲の映像をウインドウ表示する「POPUP映像表示」機能を搭載する。コントローラーがなくても、手の動きを認識してVR上の操作に反映する「ハンドトラッキング機能」も装備。プロトタイプはCESの同社ブースに参考出展される。

取材・文/太田百合子

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