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初マラソン用におすすめ!トレーニングから大会までカバーするブルックスのランニングシューズ「ゴースト15」実走レビュー

2023.01.04

“ロングセラーモデル”というものは、様々なジャンルにおいて存在しています。「クルマなら〇〇、バイクなら〇〇があるよな~」と思い浮かぶモノがあるかと思いますが、ランニングシューズにも長期間愛され続けているモデルがあります。ここではブルックスから15代目として登場したロングセラーモデル、ゴースト15を紹介します。

日々のトレーニングに最適なロングセラーモデル

2008年に誕生したゴーストシリーズは、毎年アップデートを重ねて15代目となるモデルが登場。この15年の間、アメリカのランニング専門誌『ランナーズワールド誌』で最高賞を何度も受賞するなど、高く評価されているシューズです。とはいえ・・・あまり日本では知られていないのですが、筆者は数年前から履いていて、日々のジョギングはもちろん、普段履きのシューズとして愛用しています。

ゴーストシリーズの最大の特徴は、頑丈さにあると考えています。近ごろは”軽さ”を求めるために、各パーツを薄〜く作る傾向にあり、その結果、耐久性があまりないものも増えています。しかしゴーストは毎日のランニングを支えるため、ソールやアッパーなどがかなり頑丈に作られています。

特に直接地面に触れるアウトソールには、耐摩耗性が高いクラッシュパッドを足裏全体に使用することで長期間の使用にも耐えられるようになっています。

「頑丈」と聞くと、ガチガチに固い履き心地を想像してしまいますが、ゴースト15はかなりソフト。そのソフトさを実現しているのが、ミッドソールに使用しているDNAロフトV2というブルックス独自の素材です。柔らかすぎず、硬すぎず、ほどよい反発の履き心地でランナーをサポートします。

ヘタりにくい独自素材を採用

またこの素材、ヘタリにくいという特徴もあります。一般的にミッドソール素材には気泡が含まれていて、それがエアバッグのようにクッションになり、着地の際に柔らかさをもたらします。また空気を含んだ気泡なので、それがソール自体の軽さにもつながっています。しかし何度も着地するとその気泡がつぶれて、いわゆるヘタった状態になってしまいます。

しかし、このDNAロフトV2は、そのミッドソール内に含まれている気泡をラバーでコーティングしてつぶれにくくすることで、ヘタりにくい構造になっています。摩耗性が高いアウトソールとセットで高耐久性を実現している、というわけです。

アッパーもソールと同様に頑丈かつ履き心地は柔らかいという印象です。特にかかとやアキレス腱周りは足を包むクッションが厚めに配置してあるので、足あたりがかなりイイ! 低反発マクラのような素材で足を優しくホールドするので、 丸一日立ちっぱなしの仕事で履いていてもストレスをまったく感じませんでした。

カカトには硬めのヒールカップが採用され、カチッと足をホールドして走行中にもブレません。

またシューズ全体に使用しているエンジニアードメッシュも快適さを高めています。包み込むような履き心地を実現する3Dフィットプリントによって、フィット感が前モデルよりも高まり、しかも通気性も十分です。

普段のジョギングに使用してみた(合計20kmほど)

さて気になる実際の使用感ですが、15年繰り返しアップデートしてきただけあって、快適さが際立つ走り心地でした。

安定感もあり、クッション性も十分。少し体重重めの筆者ですが、そのウエイトもしっかり支えてくれる安心感もあります。先ほども書きましたが、柔らかすぎず硬すぎないミッドソールが長時間の使用でも疲れにくい好影響を与えてくれる感じです。また前モデルよりも反発性が高まっているのか「脚が回りやすい」印象もありました。

重量は 280g(27cm)。超軽量というわけではありませんが、足首周りにこれだけのクッションを使用していてこの重量は十分に軽いシューズと言えるでしょう。1〜2時間ほどの使用では「重い」と感じることもなく、まさに毎日のジョギングを快適に支えるシューズといっていいでしょう。

2022年12月現在、メンズのカラバリは3色展開ですが、今後も続々登場予定。前モデルのゴースト14は、限定カラーも含めて8色以上の展開があったので今モデルもそれが期待できるでしょう。普段履きに適した落ち着いた色合いもおすすめできます。

さらに今回のゴースト15は、ペットボトル8本分に相当するリサイクルポリエステルを使用して作られています。また、再生可能エネルギーを使用する工場から材料と製品を調達することで、削減できない排出量を補っています。

このような普段のジョギングに最適なシューズをデイリートレーナーといいますが、まさにゴースト15はど真ん中のデイリートレーナー。脚にも優しく環境にも優しい。ランニングは環境負荷が少ないスポーツですが、なかでもこんな取り組みがされているシューズは安心して使用できます。

ブルックス ゴースト15
https://www.brooksrunning.co.jp/
価格:1万6500円

取材・文/今 雄飛(こんゆうひ):ミラソル デポルテ代表。スポーツブランドのPR業務を行うかたわら、自転車、トライアスロン、アウトドア関連のライターとしても活動中。趣味はロングディスタンスのトライアスロン

 

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