モノ・イベント、コト、スポットなど2023年におさえておきたいキーワードを厳選して解説!
SSI/DID
2023年以降に具体的なサービスが登場する見込み
従来の集中型とは異なる個人情報の新しい管理方法
SSI(Self-sovereign Identity)=自己主権型アイデンティティーとは、デジタル社会における個人情報管理を従来の集中型ではなく、個々によって自己管理するという考え方だ。DID(Decentralized Identifier)=分散型アイデンティティーというSSIを実現する技術とともに注目を集めている。
Pixel Tablet
2023年に投入予定
「Tensor G2」搭載の注目タブレット
グーグルブランドの最新スマホ『Pixel 7』シリーズと同じ「Tensor G2」プロセッサーを搭載するタブレット。グーグルが2023年の投入を予定している。スピーカー付きの充電ドックにマグネットで装着することによって、スマートスピーカー『Nest Hub』のように、据え置き型で使用できるという。
緊急時ローミング
2023年には実用化の検討が進む
他社のアンテナにつながる通信確保の新たな手段
KDDIの大規模障害を受けて検討が進む、緊急時の事業者間ローミング。2022年11月に総務省がまとめた第1次報告書案では、緊急通報機関からの呼び返しも可能なフルローミング方式の早期導入が定められ、導入に向けた各社の対応に注目が集まる。
Starlink Aviation
2023年サービス開始予定
航空機向けの新インターネットサービス
SpaceX社が2023年から開始する、衛星通信サービスStarlinkを用いた、航空機向けのインターネット接続サービス。最大350Mbpsかつ低遅延の通信が可能。飛行機での移動中に、これまでできなかったビデオ通話やオンラインゲームなどが快適に利用できるようになるとしている。
AirJapan
2023年度の下期に就航予定
LCCとは異なる格安ブランド
2023年度下期に始動する新規航空会社。ANA、ピーチに次ぐ、ANAグループの第3ブランドとして、アジア・オセアニアを中心に就航予定。特にインバウンドが期待できる東南アジア路線が柱となり、ボーイング787型機を使ってANAよりも安い運賃で勝負し、旅行ニーズに応えようとしている。
新球場エスコンフィールドHOKKAIDO
2023年春に開業
北海道日本ハムファイターズの新球場
2023年、北海道で最も注目を浴びる場所になるのが北海道日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」。3万5000人収容の新球場の開幕戦は3月30日に行なわれる予定だ。世界初のスタジアム内の温泉・サウナ、さらにはホテルが併設され、新観光スポットとして注目。
ブルガリホテル 東京
2023年4月開業予定
約1500平方メートルを誇る「ブルガリ・スパ」が話題になること必至
日本国内では初めてとなるブルガリブランドのホテルが東京駅八重洲口前の「東京ミッドタウン八重洲」内に2023年4月開業予定。39~45階までのフロアは全98室で、注目は約1500平方メートルを誇る「ブルガリ・スパ」。至福のスパやトリートメントは人気沸騰間違いないだろう。
東急歌舞伎町タワー
2023年4月14日にオープン
『エヴァンゲリオン』と連携した施策も注目
2023年4月14日、新宿・歌舞伎町にオープンする超高層複合施設で、劇場、映画館、ライブホール、ホテル(ホテルは5月19日開業)を併設した地上48階、地下5階のタワー。ホテルは東急ホテルズの2ブランドが入る。開業時には『エヴァンゲリオン』を題材とする関連施策を実施する予定で、大きな話題を集めそうだ。
PlayStation VR2
2023年2月にリリース予定
『PlayStation 5』用の新たなVRヘッドセット
ヘッドマウントディスプレイと専用コントローラーで構成される『PlayStation 5』用のVR機器。片目の解像度は2000×2040ドットで、4KかつHDRにも対応。高精細と発色の良さも追求する。『バイオハザード ヴィレッジ』のVR版などが発売予定。
シン・仮面ライダー
2023年3月公開予定
仮面ライダー生誕50周年企画作品
2023年3月公開予定の仮面ライダー映画作品。仮面ライダー生誕50周年企画作品のひとつでもある。監督・脚本は『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明氏で、実写作品としては『シン・ゴジラ』以来の作品。特報動画の視聴数は468万回以上に達する注目度の高さだ。
配給:東映 ©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会
取材・文/太田百合子、綿谷禎子、鳥海高太朗、河原塚英信、編集部
絶賛発売中!DIME最新号の特集は「トレンド大予測2023」、特別付録はLEDアクリルメモボード
DIME最新号では、2023年のトレンドを特集で徹底予測。2022年における世界情勢や為替の変動を受けて、2023年は日本国内における先進技術の研究開発をはじめ、ワールドワイドな製造体制の見直しや、内需拡大につなげる第一次産業のIT化の動きが加速しそう。そこで、加速するカーボンニュートラルの動向から、医療およびデジタルIDの最新事情まで、ビジネスパーソンが知っておきたい50のキーワードを紹介しています。
さらに、今号の付録は、いろんな使い方で楽しめるインテリア雑貨「LEDアクリルメモボード」。20cm×20cmの透明なアクリルパネルに、同梱される白いペンで文字やイラストで描き込めるようになっており、土台となるウッドベースにこのアクリルパネルをセットすると、7色に切り替えられるLEDライトによって、ライトアップできるデスクトップインテリアです。
20cm×20cmというサイズ感なので、文字だけでなく、表、グラフ、図などはもちろん、好きなイラストや絵を書き込めます。ちなみに、書き込んだ文字やイラストは同梱されている布できれいに拭き取ることができるため、何度でも書き直すことが可能。また、好きな写真やイラストをアクリルパネルの下に敷けば、トレースしてイラスト化することも可能です。
デスクトップでカレンダーやTo Doリストして使うこともできれば、家族が集うリビングやダイニングに置いて伝言板として使ったり、お店のテーブルやカウンターにメニューボードして使うこともできるので便利。家族や職場の同僚とのコミュニケーションを高めるために、推し活や趣味を盛り上げるために、このおしゃれな付録「LEDアクリルメモボード」を活用してみてはいかが?