一攫千金の夢が詰まった宝くじ。令和4年の今、購入している人はどれくらいいるのだろうか?
一般財団法人日本宝くじ協会では「宝くじに関する世論調査」を昭和51年(1976年)から3年ごとに実施している。今回の第16回「宝くじ」に関する世論調査では、全国47都道府県に居住する満18歳以上の男女から無作為に抽出した12,590人に対し、今年の4月から5月にかけて調査を行い4,519人から回答を得た。
なお、本調査では、母集団となる満18歳以上の男女の全人口を令和3年1月1日の住民基本台帳から約1億535万人と推計し、報告書をまとめている。
宝くじ購入経験率は81.4%、推計される購入経験者数は約8,572万人
宝くじを過去に1度でも購入したことのある購入経験者の割合は81.4%で、そこから推計される購入経験者数は約8,572万人となっている。
・最近1年間に1回以上の購入経験がある「宝くじ人口」は47.5%で、約5,005万人と推計される。
・また、最近1年間に月1回以上購入した「宝くじファン」は10.6%で、推計人口にして約1,112万人となっている。
宝くじの購入総額の全体平均額は14,340円、購入者平均額では31,330円
・最近1年間の購入総額の全体平均額は14,340円となっており、前回より4,220円増加している。また、購入者平均額では31,330円となっており、前回より6,450円増加している。
・最近1年間の購入総額の状況は、「1万円超~3万円以下」が12.7%(購入者平均で26.6%)、「5,000円超~1万円以下」が11.4%(同23.2%)、「5,000円以下」が8.3%(同16.0%)と
なっている。
インターネットを通じた宝くじの購入方法などの認知率は33.6%
・(1)宝くじ公式サイトを通じて宝くじが購入できることを知っている認知率は31.4%、(2)インターネットバンキングで宝くじが購入できることを知っている認知率は19.4%となっている。
・宝くじ公式サイトとインターネットバンキングのいずれかで宝くじが購入できることについて、具体的に購入方法や特徴を知っている認知率は33.6%、また、いずれでも宝くじが購入できることについて、具体的に購入方法や特徴を知っている認知率は17.2%となっている。
キャッシュレス決済の導入により、現金のみの取扱いに比べて購入回数が上がると思う人が50.1%
・キャッシュレス決済での宝くじ購入意向者のうち、「現金のみの取扱いに比べて購入回数が上がると思う」が50.1%で、次いで「現金のみの取扱いに比べて購入金額が増えると思う」が33.8%となっている。
今後、宝くじの購入意向のある人は72.5%
・今後、宝くじの購入意向のある人は、72.5%となっている。
・「ジャンボ宝くじ(ドリーム、サマー、年末)」が57.0%で最も多く、次いで「ジャンボミニ」、「スクラッチ」となっている。
・「ロト6」、「ロト7」、「ナンバーズ」などの数字選択式では、「ロト6」(16.7%)が最も多くなっている。
出典元:一般財団法人日本宝くじ協会
構成/こじへい