12月といえば、大掃除の月!
部屋の中を断捨離し、自宅を理想の空間に近づけるチャンスだ。そこで今回は、偏愛ミニマリスト・ミニマログさんに、大掃除の際のマインドやごちゃつきやすいキッチンの整頓方法、2022年に購入してよかったキッチングッズなどを紹介してもらった。
https://minima-log.com/new-kitchen/
「部屋にはとことん自分の好きな物だけを置きたい」そんなこだわり派は必読!
「少しだけ、でも飛びっきり良いものを」が生活テーマ!思想のきっかけは?
ミニマログさんは、 「少しだけ、でも飛びっきり良いものを」をテーマに、自身のライフスタイルや実際に使ってよかった物をブログやSNSで発信している。まず、この思考にたどり着いたきっかけやエピソードを聞いた。
「きっかけは、アメリカのミニマリストが書いた『あるミニマリストの物語: 僕が余分なものを捨て人生を取り戻すまで』(フィルムアート社刊)という小説を読んで、①「好きなモノでも増えすぎると深く味わえなくなる」と②「お金・時間・場所は有限なので、自分にとって本当に価値あるものにそのリソースを使いたい」と考えたからです。」
https://minima-log.com/jmweston-waterproof/
例えば、靴が大好きで30足ほど持っている状況を想像してみてください。毎日1足ずつ違う靴をローテーションで履いた場合、1ヶ月でほぼすべて履ける計算になりますが、別の見方をすれば、“月に1回しか履かない靴を30足持っている”となります。
気に入って購入した靴なのに、1足単位だと、月にたった1回しか履けないうえ、これでもし一部の靴ばかり履くようになってしまうと、月に1回も履かない靴が出てきちゃいますよね。これが①の典型例です。
また、30足もあると、管理コストや維持費に、時間や場所、お金をけっこう取られます。シューズのケアには時間が掛かりますし、靴を置いておくスペースも取られてしまいます。
もちろん、シューズをコレクションし飾っておくことに価値を感じる場合はそれで良いと思いますが、僕はそうではないので、こうしたリソースを他のことに使った方がいいだろうと思ってしまいます。これが②に挙げたリソースの有効活用で、こうした流れから、モノを減らして部屋に置くモノをお気に入りだけに厳選するようになったんです。
『少しだけ、でも飛びっきり良いものを』を実践すれば、1つ1つのお気に入りを大切にできますし、リソースの無駄遣いも減らせると思います。」
部屋の物量を減らす・部屋に自分の好きなモノのみを残すのにおすすめの手順
ミニマログさんに、部屋に残すモノを決める際のおすすめの方法についても聞いた。
1.減らした後に何をしたいのか・どうなりたいのかを考える。
「物量を減らすHOW TOは調べれば出てきますが、まずは減らした後に何をしたいのか、どうなりたいのかを考えることから始めるのをおすすめします。
例えば、“お金の節約に繋げたい”なら、お金の節約にインパクトのある固定費に関連するものを見直すとか、“モノを減らして部屋をスッキリさせたい”のなら、部屋のどんなモノを減せば部屋がスッキリしそうか考えてみましょう。もし、減らした後にどうしたいのかが分からない・目的が定まっていない、という場合は、無理に減らす必要は無いと思います。
」
2.目的に合いそうなものを、お試しで減らしてみる。
「1で検討した目的に合いそうなものを、お試しで減らしてみましょう。
例えば、“不要なモノを取り除いてスッキリした気分を味わいたい”のであれば、部屋の一角で良いので整理してみる。
この時に重要なのは、“不要なモノ”といっても必ずしも捨てる必要はないということ。実際に処分すると後で後悔することもあるので、心配であれば貸し倉庫に預けたり、段ボールに仕舞ったりなど擬似的に捨てた状態を作り、モノがない状態で1-2ヶ月を生活してみて支障がないようであれば捨てるようにすれば良いでしょう。
僕の経験上、1-2ヶ月まったく使わなかったものであれば、捨てても後悔しないことがほとんどです。」
ごちゃつき易いキッチン周り、よく使う調理器具は「見せる収納」がおすすめ
なかなか片付けが進まないのがキッチン。家電や調理器具などの大物だけでなく、食器や雑貨など小物も多い。ミニマログさん曰く、キッチングッズを全部収納しよう、と考えるのではなく、よく使う器具は「見せる収納」を心がける方がおすすめだという。
参考:https://minima-log.com/new-kitchen/
「今のキッチンで使っている調理器具はストウブ(STAUB)の鍋とturk(ターク)のクラシックシリーズの鉄フライパン、Ballarini(バッラリーニ)のサリーナシリーズのフライパン、ヘルシオ ウォーターオーブンレンジ AX-RA20。食器は大きさや形状が違うお皿5枚です。僕は以前、1Kの部屋に住んでいたことがありますが、その時から「見せる収納」スタイルにこだわっています。これだと、収納が少なくても平気だし、よく使う鍋や計量カップなどがすぐ手に取れてとってもラクなんですよね。」
参考 https://minima-log.com/new-kitchen/ https://minima-log.com/kitchin-items/
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