iPad中心のショルダーバッグ
ULYSSESを作った魚住謙介氏、自身が必要としたiPadサイズで効率的にモノが収まるバッグの開発に乗り出したのが、2022年の夏だった。彼が選んだ手段はクラウドファンディングで「Kibidango」と「GREEN FUNDING」で出資を募ったところ開始後、5分で目標金額に到達、その後も順調に支援者を増やし無事終了した。私もこのプロジェクトを支援。12月20日に「DRIFT」が遂に完成、拙宅にも到着したので、そのインプレッションをお届けしよう。
クラウドファンディングの目標金額は200万円だったが、最終的は399万9770円を調達した
製品には魚住さんの感謝のメッセージが同梱されており、その前にはハガキも送れてきた
インナーケースで効率的にiPadを収納
まず、基本的な話として、収納できるiPadは11インチ以下なので、12.9インチの「iPad Pro」は入らない。それ以外であればOKだ。私は10.9インチ「iPad Air」なので問題ない。厚みも純正キーボードとセットでジャストフィットするように設計されている。カメラバッグと同じ構造で独立したインナーケースがあり、保護用のパッドがしっかり入っているので心強い。これが最初の特長でiPadサイズに効率よくモノを収納できる。コンデジを収めるのに最適な円筒形の仕切りも付属する。
バッグの中にはポケット付きでライトグレーのインナーケースが入っている
円筒形の仕切りを外せば「LEICA Q2」が収まる幅が確保できた