世界遺産「白神山地」やユネスコ無形文化遺産「男鹿のナマハゲ」、郷土料理の「きりたんぽ」など豊かな自然や伝統を有する秋田県。では、そんな魅力あふれる秋田県に住んでいる人が幸福を感じ、住み続けたいと思う街はどこなのだろう。
大東建託は、秋田県居住の20歳以上の男女、4,102名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施。「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング2022<秋田県版>」「いい部屋ネット 住み続けたい街ランキング2022<秋田県版>」として集計した。
街の幸福度1位は仙北郡美郷町が2年連続で獲得
1位は2年連続で仙北郡美郷町が獲得。美郷町は秋田県の南部、奥羽山麓の広大な平野に位置し、豊かな自然に恵まれた四季折々の景観が美しい街だ。
東北では有数の規模を誇るラベンダー園があり、「美郷雪華」という美郷町のオリジナル品種であるホワイトラベンダーもたくさん植えられ、初夏には白と紫の織りなすコントラストを楽しめる。
秋田県内で唯一偏差値70台の高い評価を得ており、「街に愛着がある」2位、「住みここち」「住み続けたい街」「街に誇りがある」3位と各ランキングでも高評価を得ていた。
2位は秋田市で、商業・医療・福祉施設、大学などの教育機関がバランス良く立地され、陸・海・空の交通機関も整っており、子どもから高齢者までが住みやすい「ちょうどいいまち」となっている。
幸福度以外でも、「住みここち」「街に愛着がある」1位、「住み続けたい街」「住みたい街」2位、「街に誇りがある」5位と全ランキングでトップ5以内に入っていた。
3位は、昨年2位の大館市が獲得。忠犬ハチ公の故郷として、秋田犬と触れ合うことのできる「秋田犬の里」や、気軽に立ち寄れる温泉などの観光施設も充実し、また、比内地鶏やきりたんぽ鍋の本場としても有名。
住み続けたい街1位は山本郡三種町、2位は秋田市、3位仙北郡美郷町
1位は山本郡三種町が獲得。三種町は秋田県北西部に位置し、海と山に囲まれ温泉が湧き出る自然豊かな街だ。特産品のじゅんさいが有名で全国有数の生産量を誇り、「街に愛着がある」では5位となっていた。
2位は2年連続で秋田市が獲得し、「住みここち」「街に愛着がある」1位、「街の幸福度」「住みたい街」2位、「街に誇りがある」5位と全ランキングで高評価を得ている。秋田市は、夏の秋田竿燈まつりや市街地の2つの美術館など伝統やアートが息づいている街でもある。
3位は仙北郡美郷町で、「街の幸福度」1位、「街に愛着がある」2位、「住みここち」「街に誇りがある」3位と評価の高い町であった。美郷町は「清水の郷」としても知られ、特に「六郷地区」は全国名水百選にも選定されている。
1位と3位の町は、昨年は累計回答数が50名未満だったためランキング集計対象外の街であった。
調査概要
調査方法:マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:秋田県居住の20歳以上の男女、4,102名を対象に集計。
調査期間:
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,466名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1,129名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:1,046名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:461名)
計4,102名
関連情報:https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara