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Z世代が好きなジブリ映画の男子キャラクターランキング

2022.12.20

© 2001 Studio Ghibli・NDDTM

日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ『Simeji』を提供するバイドゥは、『Simeji』ユーザーに向けて「Z世代が選ぶ好きなジブリ男子キャラクター」についてアプリ上でアンケート調査を行い、そのデータをランキング化した「Simejiランキング」を発表した。集計期間は2022年9月26日~2022年10月5日で、有効回答数は10歳から24歳の男女373人。

ジブリ作品には“彼氏になってほしい!”と感じるような魅力的な男性キャラクターが多く登場するが、Z世代に「好きなジブリ男子キャラクター」について調査したところ、真っ直ぐな心でヒロインに寄り添いながら守る姿に「心やさしい」、「正義感が強い」、「頼りになってかっこいい」、「誠実さが素敵」など称賛の声が寄せられたという。ハイスペックイケメンである彼らに心奪われてしまうZ世代も多いようだ。

第1位:ハク/『千と千尋の神隠し』

2001年に公開されて今もなお日本映画の歴代興収ランキング2位に位置する、人気ジブリ作品『千と千尋の神隠し』に登場する「ハク」が堂々の第1位に輝いた。「クールで知的な感じがいい」、「あの髪型が会うイケメンはいないw」、「行動すべてがザ・イケメンって感じする」、「千尋を優しく見守ってくれているのが素敵」、「おにぎり作ってくれる優しさに感動!」、「中性的な見た目」、「龍と人間とのギャップ萌え♡」との声があった。時に優しく、時に厳しいミステリアスさを含んだ彼に対して、千尋がピンチの時には優しく励まし、守ってくれる包容力のある姿に心ときめいたZ世代も多いようだ。千尋をかくまうシーンでは、元祖“壁ドン”ともいえる行動をとっており、胸キュン要素の多い作品でもあるかもしれない。

第2位:ハウル/『ハウルの動く城』

『ハウルの動く城』に登場する優秀な魔法使い「ハウル」が第2位。中世的な顔立ちのザ・イケメン美男子で、木村拓哉が声優を担当。心地の良い低音で、優しく包み込んでくれるようなイケメンボイスがかっこよさをより引き立てている。「優しくて紳士でかっこいい惚れる」、「主人公に寄り添ってなにかあるとすかさず助けに来る姿がカッコイイ」、「金髪の背が高い人は神」、「性格イケメン」、「ビジュアルがいい!!!!!最高!!!!!」、「すべてが美しい」、「イケメン過ぎる♡」との声が集まった。性格は少々臆病でヘタレな部分もあるが、ダメなりにソフィーのために一生懸命頑張る姿に誠実さや愛らしさを感じ、彼にハマってしまうZ世代も多いようだ

第3位:カンタ/『となりのトトロ』

1988年公開の『となりのトトロ』に登場するサツキのクラスメイト「カンタ」が第3位。印象的なシーンと言えば、突然の大雨に見舞われて困って雨宿りしているところに、1本しかない傘を仏頂面な顔で“んっ!んっ!”と押し付けるように置いて無言で立ち去るシーン。素直になれないだけで、本当はとても思いやりのある優しい少年。「ちょっとぶきっちょなところがかわいい」、「実は優しい」、「なんか反抗期っぽくてかわいい」、「ん!!って傘渡すとこイケメンすぎて惚れる」、「可愛いじゃん!!ちょっとふざけたとこあって面白いし」、「ツンデレが好き」などの声が寄せられた。

第4位:バロン/『猫の恩返し』

2002年に公開された『猫の恩返し』に登場する猫の事務所で所長を務める2足歩行のイケメン猫男爵「バロン」。『耳をすませば』にも古道具屋に置かれた猫の人形として登場している。「かっこよくて、初めて見た時一目惚れした」、「猫なのにかっこいい」、「性格イケメン過ぎる」、「クールでカッコいい」、「イケメン!かっこいい!紳士!」などの声があった。身の丈は30cmほどのようだが身体能力が高く、いかなる時も紳士かつスマートな身のこなしをする姿はまさに王子様のようだ。

第5位:アシタカ/『もののけ姫』

1997年に公開された『もののけ姫』に登場する主人公「アシタカ」。宮崎駿監督はアシタカを構想する時に、「オレはいま一世一代の美形を描いているんだ!」という言葉を残したほどの国宝級イケメン。「正義感が強い」、「素直にかっこいい!」、「動きが格好いい」、「誠実さが素敵!」、「頼りがいがある」、「ほんとにイケメン!!!!!!」、「男の中の男」、「共存の考え方が好き」との声があった。アシタカ一族の長になるべく教育を受けており、正義感が強くて何事も逃げずに真っ直ぐ向き合う振る舞いや言動からは気品を感じるはず。本音しか発言しない彼の放つストレートな愛情表現にグッときてしまうZ世代も多いようだ。

第6位:パズー/『天空の城ラピュタ』

1986年公開の『天空の城ラピュタ』に登場する茶色のベストに帽子がトレードマークの主人公「パズー」。社交的で明るく、しっかり者という印象で、「10代前半ながらの決断力や行動力に感心する」、「正義感があり、とてもかっこいい」、「勇気がある頼りがいがある、かっこいい」、「勇気の量」、「素直で真っ直ぐ」、「シータを守る姿にキュン」などの声が寄せられた。シータのために危険を顧みず勇敢に立ち向かい、思いやる姿には胸が熱くなるはず。

第7位:天沢聖司/『耳をすませば』

1995年に公開された『耳をすませば』に登場するヴァイオリン職人に憧れる中学生「天沢聖司」。声を演じたのは当時14歳だった俳優の高橋一生さん。声変わりする前のさわやかな青年ボイスが役にぴったりだ。「マジで彼氏にしたいくらいかっこいい」、「かっこいいあんなこと言えるとか素敵。塩対応サイコーやん。顔タイプ」、「大人なのに子供っぽいところが逆にいい」、「笑った顔可愛いかよ」との声が集まった。恋に一途で一生懸命だけど少し不器用でツンデレ具合が可愛らしくもある彼は、性格も良いイケメン男子に成長しそうだ。

第8位:宗介/『崖の上のポニョ』

2008年に公開された『崖の上のポニョ』に登場する「宗介」は、空き瓶にはまって動けなくなったポニョを助けてあげる少年。幼いながらに、周りの人に対して気配りや配慮ができるハイスペック男子。「ポニョを必死に助けようとする姿が子供とは思えなく、勇気があり、すごいと思う」、「可愛いし、しっかりしてる」、「可愛い」との声があった。ポニョに対しても“心配しなくて良いよ、ぼくが守ってあげるからね””ぼく、おさかなのポニョも、半魚人のポニョも、人間のポニョも、みんなすきだよ”などとサラッと言えてしまうところに、モテる要素を秘めていそうだ。将来有望な性格までイケメンな男子。

第9位:ムスカ/『天空の城ラピュタ』

『天空の城ラピュタ』に登場するラピュタ王家の末裔であり、政府の特務機関員を操る大佐「ムスカ」。典型的な悪役でありながらも、随所で大人の余裕を感じるスマートな行動をとっており、物語に深みを与えてくれるキャラクターとして視聴者からの人気も高いようだ。典型的な悪役で「名言が多くかっこいい」、「いちいち面白い。声がいい 顔も謎にいい。」、「面白い」、「ネタにされてるから」などの声が聞かれた。ドSと狂気を兼ね合わせた最狂のイケメンといえそうだ。

第10位:翔/『借りぐらしのアリエッティ』

2010年に公開された『借りぐらしのアリエッティ』に登場する病弱な少年「翔」。翔のモデルは、声優を務めた俳優の神木隆之介で、キャラクターデザインの時から彼に声をやってもらいたいとの思いで制作されていたとのこと。「心優しい」、「ク-ル」、「イケボ」、「かっこいい」などの声が集まった。穏やかで心優しい少年のようだが、“アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ”などと思わずドキッとしてしまうような発言もしている。一見物静かで内気なようにも見えるが、心の中には熱い思いを秘めており、そのギャップがZ世代の乙女心をくすぐったようだ。

https://simeji.me/simeji-ranking/backnumber/2022_123/

構成/KUMU

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