コロナ禍の巣ごもり生活をきっかけに需要が急拡大した冷凍食品。今回はその中でも定番の5ジャンルに絞り、誰もが買いやすい大手メーカーの最新人気商品を実食チェック! 進化したそのおいしさとこだわりに迫った。今回は「おかず編」たった数分、電子レンジで加熱するだけで極上の一品が手に入る。冷凍おかずはタイムパフォーマンスが注目される現代の価値観と見事にマッチしているのだ。
今回は「おかず編」!
コロナ禍により冷凍食品における「おかず」の立ち位置は変わってきている。これまで冷凍おかずといえば主にお弁当用に利用されることが多かった。しかし、ここ数年の在宅時間の拡大で、食卓をもっと豊かにしたいという趣向が強くなってきた。そうしたニーズに冷凍おかずが強い味方になってきているのだ。
例えば味の素冷凍食品の『ザ★ハンバーグ』や『ザ★シュウマイ』はメインディッシュを飾る一品を意識し、味、ボリューム、満足感に企業のこだわりが見えている。
一方で、ニッスイの『今日のおかず』シリーズは、品数を増やしたいけど調理の時間がないという人に「もう一品」を提供するコンセプトとしてバリエーションの展開に力を入れているようだ。
お弁当用には不向きだったたれやソースを贅沢に使った冷凍おかずも増えており、選択肢が増えてうれしい限りだ。
第1位 ニッスイ『今日のおかず さばのみそ煮』
144g オープン価格(実勢価格約328円)
朝食にもぴったり!和食の定番メニュー
自分で調理すると、まな板、包丁、グリルが汚れるなど、時間や手間がかかる魚料理を手軽に味わえる。味噌がしっかり染み込んでおり、手の込んだ味をしている。
■1個当たり94kcal
旨さのワケ!
独自の「ふっくら漬け込み技術」でサバを漬け込んでいる。信州味噌、白味噌2種類を使うことで深みのある味わいになっている。
〈CHIBA’s Review〉朝はご飯派の僕にとって、朝からこんなにおいしいサバ味噌が食べられるなんて幸せすぎる。毎日リピートしてもいい!