スキミング防止のメリットも!
一時期、メタル製の財布とかシステム手帳など、金属小物の収集にはまったことがある。時の流れでその熱は冷めてしまったが、メタリックなモノは妙に男心をくすぐる。
そんな、かつてのメタル熱を再燃させてくれたのが、新製品の「メタルウォレットBoxy」(ファクタスデザイン)。きょうび珍しい全金属製の財布で、話題を呼んでいる。
サイズは長さ98.5mm×幅84.7mm×厚さ22mmの手のひらサイズ。長さは一般的な長財布の半分。コンパクトながら収納力は長財布とほぼ同じ。二つ折りの財布と比べた場合、サイズは一回り小さいながら、カード類を2倍収納できるという。
一般的な長財布との比較
製品バリエーションは、ジュラルミンモデルとスペシャルチタンモデルの2種。削り出し加工そのままのシルバー1色。素材としてジュラルミンとチタンが選ばれたのは、「強靭な上に非常に軽量」だからという。
ちなみに重さは、前者が約104g、後者が約177gと、革製長財布と同じくらいかやや軽め。
金属製だけあって、閉じていればスキミングを完全防止するメリットがある。錆や傷がついても、金属磨きクリームで磨くと輝きが戻るメンテナンスのしやすさもポイントだ。
内部は3つの収納スペースに分かれ、それぞれ、紙幣、カード、コインをしっかり収める。紙幣は、二つ折りにして12枚前後入り、カードは最大14枚入る。
カードについては、エンボス凸文字があれば、厚みが出るぶん収納枚数は減るが、それでも7枚は入り、日常使いで不便に感じることはないだろう。
コイン収納スペースは、さらに3つのコンパートメントに分かれ、一番奥が500円硬貨を約枚5、中央が500円以外の硬貨を約5枚、手前は10円硬貨が約6枚収める構造。
小さな硬貨の上にフタとして大きなコインを入れれば1円~50円硬貨も収納できる。
どちらかといえば、カードの収納枚数を重視したつくりになっているのは、キャッシュレス時代を反映してのものだ。
「ほぼ現金は持ち歩かない」派なら、コインパーツは取り外して、鍵やメモリースティックを入れることもできる。
取り寄せて何日か使ってみたが、すっかりメタル熱が再燃。もう革財布に戻れないほど気に入ってしまったこの「メタルウォレットBoxy」。
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文/鈴木拓也(フリーライター)