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オオタカ、カワセミ、冬の野鳥を富士フイルム「X-H2S」と「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」の高速連写でどこまで美しく撮れるか?

2022.12.14

■連載/ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所

秒速40コマのH2Sと600mmのペアで冬の野鳥観察

いよいよ本格的な冬到来。オオタカやカワセミの動きが鈍くなってくる季節だ。野鳥が動かなければ初心者でも撮りやすいというメリットがある。今回はFUJIFILMのミラーレスの中でも動きの早い被写体向きの「X-H2S」と手持ちで約900mm相当で撮影できる「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」という野鳥撮影の定番ペアを使って冬のフィールドを探索した。

秒40コマの高速連写は電子シャッター限定でJPEGで連続184枚撮れる

オオタカは変わらずマイペース

ヒマラヤスギに巣のあるオオタカは、夏も冬もマイペースで、エサを探しにいく時以外は梢にとまっていることが多い。お気に入りの枝は何本か決まっているが、どこにとまるかまでは分からない。運良く見通しの良い枝に止まっても、前向きに飛び立つとは限らず、林の奥に向かって飛んでいくと絵にならない。オオタカが枝に止まってから飛び立つまでの時間は早くて数十分、遅くて数時間なので、飛ぶ瞬間を捉えたいなら、一脚か三脚が欠かせない。枝に止まっていることが多いので、出会えるチャンスはカワセミよりも多い。

カワセミも特定の枝にとまるのだが、活動的でどこかを飛び歩いていること多い。会えるチャンスは限られており、午前中か夕方にエサを求めて飛んでくるようだ。エサは小魚やカワエビで浅瀬の枝に止まって、川に飛び込んで獲物を捕らえる。従って、水棲生物が生息していそうな水深の浅い川にはカワセミがいる可能性が高い。カワセミは小さく緑があると同化して探しにくいため、草木が枯れてしまう冬の方が探しやすいのだ。また、同じ小魚をエサにするサギがいれば、カワセミがいる確率が高い。

枝の奥にとまったオオタカ。手前に枝があるが鳥認識のAFでピントが合った
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/5000sec、F8、ISO5000

ISO5000でも解像度は高くトリミング耐性も良好、羽を広げる仕草を捉えた
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/320sec、F8、ISO5000

川縁を散歩するハクセキレイ。カワセミより大きく、よく見かけるため撮りやすい
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/320sec、F7.1+0.33、ISO4000

エサは昆虫類だが、水辺にもよく現れる。何かエサを見つけたようだ
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/250sec、F8、ISO1250

目の下まで黒いのがセグロセキレイ、白いのがハクセキレイでどちらも非常に似ている
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/320sec、F7.1+0.33、ISO5000

16時のオオタカ、かなり暗くなったため感度をISO12800まで上げている
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/125sec、F8、ISO12800

クロサギはいるのか、サギ探し

「世に三種類の詐欺師あり」と言えば、コミックを原作として新たにドラマ化された平野紫耀主演の「クロサギ」が頭に浮かぶ。そこで、クロサギ、シロサギ、アカサギを探してみようと思ったのだが、まず、野鳥好きの方ならご存じのようにシロサギ(シラサギ)というサギの種名はなく、白いサギを総称してシラサギと呼んでいる。そして、アカサギもいない。近いのはアカガシラサギだろうか。クロサギは存在するが、海岸近くで見られることが多いため、河川で発見は困難。意外とレアなサギが揃っていたが、とりあえず探索してみよう。

池にいたコサギをシラサギに認定。ISO640と感度が低いため描写はシャープで鮮明だ
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/200sec、F8、ISO640

クロサギの代わりにカワウ。浅い海から内陸部の河川、池にも見られる
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/400sec、F8+0.33、ISO800

遂にカワセミ発見! しかし、これ以上、近付けずに飛び去っていった
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/400sec、F8+0.33、ISO500

カモのとなりにクサガメが登場。この共演は珍しいかも
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/125sec、F5.6、ISO200

別の枝に止まったオオタカ。晴れたのでシャッター速度が上げられるが飛ばなかった
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/500sec、F8 -0.67、ISO640

偶然見つけたサンショウクイ。レッドリストに掲載されるほどレアな鳥らしい
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/320sec、F8 -0.67、ISO4000

枝にとまったイトトンボ。鳥認識AFでこんな小さな被写体にもピントが合った
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/5000sec、F8、ISO5000

エサを狙うアオサギ。飛び立とうとしている所を連写で捉えた
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/250sec、F7.1 -1、ISO3200

飛び立ったアオサギ。残念ながら、この後、AFが外れてしまった
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR FUJIFILM X-H2S 1/250sec、F6.4 -1、ISO4000


最後にオオタカの4K動画、枝の奥にいるオオタカにきちんとピントが合っている

写真・文/ゴン川野

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